文化・芸術

2016年10月30日 (日)

はじめに

Ft0103

私には「共感覚」という特殊な感覚があるようです。
ちなみに、共感覚とはWikipediaでは
 
 
共感覚(きょうかんかく、シナスタジア、synesthesia, synæsthesia)は、ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる一部の人にみられる特殊な知覚現象をいう。 例えば、共感覚を持つ人には文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に味を感じたりする。 英語名 synesthesia は、ギリシア語で共同を意味する接頭辞 syn- と感覚を意味する aesthesis から名づけられた。感性間知覚。
  
実は私は共感覚をすべての人が持ち、
日常で感じているのだと思っていましたが
そうではない、少数派であることを知ったのは6、7年前です。
 
当時は、ふと言葉にしても、真剣に受け止めてくれる人はおらず
単なるスピリチャル系の人か?と。
共感覚もいろいろな種類があり、
波動やオーラも見える(感じる)ことができるので
まあ、そう受け取られても仕方ないことです。
 
しかし、私にとってはオカルトでも、
アッチの世界にいるのでもなく
自分の身体からの信号であるので、現実なのです。
 
そして、この能力を小さい頃から試験勉強や日常での簡単な暗記、
例えば、電話番号や生年月日などを覚えるとなると、
数字は音階があるので、メロディで覚えたりしました。
料理などの味覚はカタチで表れるので、
私にとって、料理することは
建築を設計することだったりします。
 
そして、現在、生業としている建築の設計については
クライアントの意向をヒアリングし、敷地を訪れ、
建築を施す本質的な目的が定まってくると
身体中の細胞からメロディが流れはじめ
それを、3次元の中でX軸、Y軸、Z軸上に数値化させ
設計と現場監理による約1年というスパンで具現化させます。
 
設計、監理をしている間はこのメロディに乗っ取って
意匠(デザイン)も決めていきます。
大きさ、カタチ、素材すべてです。
タイル一枚一枚、左官壁のテクスチャー、家具などまで。
 
少しでもイメージが違うと
それは不協和音となり、すぐにわかります。
例えば、音楽の演奏を聞いていて、
弾き間違えたところがわかったり、
曲想など、自分が持っているイメージと違ったりした時に
感じる、「違和感」のようなもの、です。
 
素材なども、ピッタリのものが見つかるまで
足で歩いて、目で見て、それこそ共感覚で共鳴するものを
選び抜きます。
そうでないと、どこか気持ち悪さがあって仕方ない。
だから、五感のすべてが「ok」を出すまで
とんでもなく、手間ひまかけて作り上げます。
 
最近、こんな感じてポツポツと語り始めましたら
まわりに聞いてくれる人がいることに気づきました。
さらに大変興味深いと言ってくださる方もおられます。
 
時代は変わるものです。
そこで自分の中で
無意識に「あたりまえ」にやっている行程を
言葉に表してみよう、
という気分にやっとなれました。
 
そこでこれから、今まで手がけてきた作品をもとに
どのようにして、この意匠ができたのかを
少しずつお話していきたいと思っています。
 

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