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2016/03/02

樹齢130年の木で造る家がつなぐ縁

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2月が終わり、3月になりました。

風は冷たいですが、空からは春の日差しが。

それだけで有り難く、ワクワクします^^

 

2月は公私共に慌ただしい日々でした。

下の息子の志望校入試に始まり、愛知、岐阜への現場監理や

横浜での建築家展参加、飛騨高山へ打ち合わせと検査

息子の合否の発表

その合間をぬっての図面作成、施工図チェックなど。

 

また、受験生を持つ母としては、自分も含めた体調監理のため

食事に気を使いました。

出張前は子供が食べるための作り置き料理作成で、てんやわんや。

くるくるとよう働いたひと月でした^^;

おかげさまで息子二人のダブル受験はどちらも第一志望校に合格。

お母さんとしては、ほっと一安心。

これからまた新しい生活がスタートします。

 

さて、2月末に飛騨高山の井上工務店さんでお打ち合わせしてきました。

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現在、住宅3棟の施工をお願いしています。

そのうち2棟は構造材に高山産の材を使って建築していただいてます。

今回は木の材料検査と2棟のお施主さまをご案内しました。

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現場監督が林業から製材、そして大工さんの加工を経て

ようやく現場に届く、という道のりをお話しています。

 

おおよそ建築に使う材は樹齢130年前後のもの。

木の家は建築までに130年もの歳月が必要なのです。

とても贅沢なことですね。

心を込めてお話してくださるのでぐんぐんと心にささります。

お二組とも、

「こんなに素晴らしい国産材を使ってくださるなんて

井上さんと多田さんにお願いしてよかった」と仰ってくださいました。

木のパワーは実際に見て、触って感じると心が動きます。

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そして、こちらは大工さんの加工場。

大工さんは現場で作ることの他に大切な仕事として

予め加工場で刻む作業があります。

 

大草の家の既存母屋からでてきた大きな梁も板に挽かれていましたよ。

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材種はマツです。クセのある材です。

化粧材として使うことはあまりありません。

しかし、築60年ほどの住宅で充分に自然乾燥されていましたことと

ご家族のおじいさんの思い出ともなるものですので

今回はカウンターなどの化粧材に使うことにチャレンジしてみようと考えています。

どのように料理しようかと思案中^^

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さて、こちらは柱となるヒノキの角材です。

木は年輪の芯に近いほど強度がありますが、強い分、割れがでます。

頑固な人が、以外と打たれ弱いのと同じ現象ですね^^;

この割れ、構造的には問題ありませんが、見栄えのために

あらかじめ「背割り」という割れを作ります。

頑固な人にも背割りを入れたくなりますね^^

 

こうして見ると

どれひとつ同じものはないのがおわかりかと思います。

原木からどの部分を柱材にして、残りを何にするかということを

決める立ち位置の職人さんは

野球で言うとピッチャーのように花形のポジションだそう。

誰もがなれるものでもない

熟練 職人の経験とカン、つまりセンスも必要な職業ですね。

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少し雪がちらついていて寒かったので

おーい!君たち、 私も雪合戦に参加したかったよ^^

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お客さまが帰られた後、

薪ストーブで暖まりながら、現場監督と打ち合わせ。

建築全般の話でこの炎のように話が盛り上がりました。

建築好きな人と建築の話をすると歳やら立場やらすっ飛んで

なんだか心から楽しいー!となるということは、

きっと今の職業が天職なんですね^^;

 

齋藤一人さんが、「職業に呼ばれて天職となる」仰っていますが

そう言われると、そうだなあと思います。

「私は建築家になってやる!」と一度も思ったことはなく

人から頼まれたことにひとつひとつ丁寧に心を込めて

一心不乱に取り組んできただけです。

独立し、事務所開設し、夫まで巻き込んで15年。

そのうちに岐阜や長野から声をかけてもらえるようになり

あらら、神奈川県を出て仕事をしていたわ、という感じです^^

周りの方にとても恵まれています。感謝の日々です。

これからまたどうなっていくのか楽しみでワクワクしています〜。

春に向けて また すてきなご縁がありますように。

 

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