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2016/01/25

ほんとうの木の家は愛が必須なのよ

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日本の広い範囲で寒波が押し寄せました。

そんな中、飛んで火にいる夏の虫のごとく

飛騨高山まで材料検査へ行ってきました。

 

来週、上棟する大草の家。構造材はすべて高山産です。

施工は井上工務店

原木の仕入れ、製材からおこなわれています。

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寒い地域で育つ木々。

樹齢100年ほどのものです。

この年輪美しいですね、すばらしくバランスが良い。

年輪と年輪の幅が小さいですね。

1年で1本の輪ができますから

ぎゅーっと身がしまっているということです。

健康的なので、このようにねかせておいても虫がわかないとか。

健康と美しさは切り離せないものなのだ、と妙に納得^^;

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製材の順番待ちをしている木。

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この倉庫に大草の家の構造材が準備されていました。

和室の柱はひのきを使います。

薄紅色の美しい肌の材を目の当たりにして。

べっぴんさんなので仕上がりが期待できます。

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我が事務所は土台にはヒバを使うのをこだわっておりまして

「ヒバが良いです!」とお願いしましたら

ありがたいことに会長自ら

たいへん貴重なヒバを1本探してきてくださいました。

もう、これが最後でしばらくは出てこないだろう、ということ。

こちらもとても美しい肌です。

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さらにこちらが姫子松というマツの木。

マツは油分の多い木で、弾力性があるため、たわみに強く

昔から 梁材に使われてきました。

ところが現在は米マツが主流。

特に断面が大きくなると自動的に集成材となってしまいます。

構造材を見せるデザインの際

集成材はなるべく使いたくないワタクシは

「この集成材なんとかならんのかい」と

いつも心の中で叫んでいました。

ところが、今回は井上さんからのご提案で

この姫が横たわってくれることになり、もう嬉しくて嬉しくて。

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さらに!です^^

これらの木の肌が美しいのは、

この特別な乾燥炉で約1週間ほどねかされるからだそうです。

KD材という材は

人工の乾燥機により、高温で急速に熱を与えるので

過剰に油が抜けてしまうのです。

だから色黒でカサカサの乾燥肌になってしまいます。

しかし、こちらはじっくりと乾燥させるので

程よい油分が残り肌がツルツルになるのだとか。

やはり人間と同じで

肌が美しいことって大切なんですよね〜。

 

この日

会社は休日だったにもかかわらず

大草の家を担当してくださっている現場監督さんと会長が

案内してくださいました。

 

彼らの言葉ひとつひとつに「高山の木と会社を誇りにしている」という

すてきな想いが込められていました。

 

小さな小さな苗木から100年もの歳月をかけて

大切に育てられてきた「いのち」をいただき

木の家は作られていくのです。

 

家というものは家族を守るためのもの。

夫婦、親子、兄弟とそれぞれに育まれる

各々の「愛」があってはじめて幸せな家庭が成り立ちます。

 

夫婦間でも

最初は動物的な愛情(恋に近いもの)であったものが

毎日のちょっとした思いやりで育てていくもの。

それが愛。

 

母親だってそうですわ。子供の成長と共に母性愛は育ちます。

 

「愛」を育てることは

時間も労力もかかりますね(ある意味修行^^;)

だから大切な家族を守る家には

時間と労力をかけてもらいたいな、とそう思うのです。

 

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