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2015/12/08

地方に行くと元気になる理由

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紅葉も終わり、ちらりと冬景色が見られるようになりました。

先週末は松本にてお打ち合わせ。

中央高速、行楽シーズンは半端ない渋滞なので

余裕を持ってでましたがスムーズに着いたので

穂高神社にお参りに。シーズンは終わったのですね^^

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休憩無しで突っ走ったため、車を降りた瞬間 「さぶっ!」^^

湘南から車で2、3時間のこと。
それでも7、8度も 気温が違うのですね〜。

さて、facebookでは度々投稿しておりますが

建築を生業としている身として

施しをする場の神様にはご挨拶するように心がけています。

今回もすてきなご縁をいただいたことに感謝を伝えました。

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境内にたくさんの竹を割った器が。

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全部つけたら幽玄な感じで美しいだろうな〜と思っていたら

横で「これ全部消すのが大変だな〜」と心配している人、夫^^;

性格が正反対なんですよね、面白いなぁ、夫婦って(笑)

心の中でふふっと笑いながら

そういえば、近くに碌山美術館があると気づき立ち寄りました。

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この建築はとても好きで、何度か足を運んだことがありますが

訪れる度に印象が変わるから面白いのです。

使われている素材がすてきで、取手などの細工も逸品ですよ。

ひとつひとつが丁寧に造られているのがわかります。

外壁は焼きレンガで光の加減で表情が違って見えます。

建築家 今井兼次氏の設計です。

今井さんもガウディなどと同じく

職人ワザをとても大切にしていた建築家^^

デザイン手法は違えども、共鳴するところが多いので

ワタクシも同じカテゴリーなのでしょうね。

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休憩室に薪ストーブがあり、ほっこりと。

燃え上がる炎を見ながらぼぉっと

これから向かう打ち合わせの内容を頭の中でおさらい。

 

上高地の麓(ふもと)にお住まいご夫妻。

雪の降りしきる真冬に行ったセミナーにお越し頂いたのを機に

ご依頼をいただきました。

ひとつのことにまっすぐに向き合われる姿勢は

この雄大な山々と清らかな水のエネルギーに委ね

その中で地に足のついた生活をされておられるという

バックグラウンドが大きいのでしょう(前に書きましたとおり

 

また、このような地域で代々受け継がれて来た強固な魂は

現在もしっかりと継承されており

さらに、優しく知的な奥さまとの愛らしいご子息により

ゆっくりと確実に 未来へと残されていくのだな、と。

これが、生命 つまり「いのち」というものだと。

 

奥さまと図面をにらみながら

細かい家具の打ち合わせをしてる時

ふと、視線を感じ、見上げると

ニコニコとした父と子で同じ輝きの笑顔が向けられていました。

お二人の瞳の奥の力強さを見た時

ふっと力が抜けるような とても心地よい何かを感じました。

 

それは「生命力」

人間は元々「生き抜く」という素晴らしく強い力を持っている。

素直に自分の魂の声に従って生きていれば

幸せに生きられるのだな、と。

地方の人々と触れ合うとなぜか元気になる理由がわかりました。

 

母屋にある松の木が彫刻してある欄間は

ご主人のお父さまが彫られたもの。

それを、新築する住宅にも取り入れたいというご夫妻のお気持ち

すてきですよね。

寒ーい日だったけど、心はぽっかぽかになるほど暖かくて。

だからこそ すてきにデザインしなくては ですね^^

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