« 2015年11月 | トップページ | 2016年1月 »

2015/12/08

地方に行くと元気になる理由

S20151206_095839

紅葉も終わり、ちらりと冬景色が見られるようになりました。

先週末は松本にてお打ち合わせ。

中央高速、行楽シーズンは半端ない渋滞なので

余裕を持ってでましたがスムーズに着いたので

穂高神社にお参りに。シーズンは終わったのですね^^

S20151206_110225_hdr

休憩無しで突っ走ったため、車を降りた瞬間 「さぶっ!」^^

湘南から車で2、3時間のこと。
それでも7、8度も 気温が違うのですね〜。

さて、facebookでは度々投稿しておりますが

建築を生業としている身として

施しをする場の神様にはご挨拶するように心がけています。

今回もすてきなご縁をいただいたことに感謝を伝えました。

S20151206_110047

境内にたくさんの竹を割った器が。

S20151206_110018

全部つけたら幽玄な感じで美しいだろうな〜と思っていたら

横で「これ全部消すのが大変だな〜」と心配している人、夫^^;

性格が正反対なんですよね、面白いなぁ、夫婦って(笑)

心の中でふふっと笑いながら

そういえば、近くに碌山美術館があると気づき立ち寄りました。

S20151206_111232_hdr

この建築はとても好きで、何度か足を運んだことがありますが

訪れる度に印象が変わるから面白いのです。

使われている素材がすてきで、取手などの細工も逸品ですよ。

ひとつひとつが丁寧に造られているのがわかります。

外壁は焼きレンガで光の加減で表情が違って見えます。

建築家 今井兼次氏の設計です。

今井さんもガウディなどと同じく

職人ワザをとても大切にしていた建築家^^

デザイン手法は違えども、共鳴するところが多いので

ワタクシも同じカテゴリーなのでしょうね。

S20151206_113017

休憩室に薪ストーブがあり、ほっこりと。

燃え上がる炎を見ながらぼぉっと

これから向かう打ち合わせの内容を頭の中でおさらい。

 

上高地の麓(ふもと)にお住まいご夫妻。

雪の降りしきる真冬に行ったセミナーにお越し頂いたのを機に

ご依頼をいただきました。

ひとつのことにまっすぐに向き合われる姿勢は

この雄大な山々と清らかな水のエネルギーに委ね

その中で地に足のついた生活をされておられるという

バックグラウンドが大きいのでしょう(前に書きましたとおり

 

また、このような地域で代々受け継がれて来た強固な魂は

現在もしっかりと継承されており

さらに、優しく知的な奥さまとの愛らしいご子息により

ゆっくりと確実に 未来へと残されていくのだな、と。

これが、生命 つまり「いのち」というものだと。

 

奥さまと図面をにらみながら

細かい家具の打ち合わせをしてる時

ふと、視線を感じ、見上げると

ニコニコとした父と子で同じ輝きの笑顔が向けられていました。

お二人の瞳の奥の力強さを見た時

ふっと力が抜けるような とても心地よい何かを感じました。

 

それは「生命力」

人間は元々「生き抜く」という素晴らしく強い力を持っている。

素直に自分の魂の声に従って生きていれば

幸せに生きられるのだな、と。

地方の人々と触れ合うとなぜか元気になる理由がわかりました。

 

母屋にある松の木が彫刻してある欄間は

ご主人のお父さまが彫られたもの。

それを、新築する住宅にも取り入れたいというご夫妻のお気持ち

すてきですよね。

寒ーい日だったけど、心はぽっかぽかになるほど暖かくて。

だからこそ すてきにデザインしなくては ですね^^

| | コメント (0)

2015/12/02

職人と共に造り上げる 〜きぃちゃん家〜

S20151127_142631

12月に入り、寒くなりましたね。

温かいメニューが恋しくなる時

今日は煮込み料理をしながらこの記事を書いています。

S20151127_143124

さて、きぃちゃん家

先週は北鎌倉の鍛冶屋さんのアトリエまで。

ちょうど、手すりを制作中でした。

段ボールに書いてある線は現場でこのラインで行きましょう!

と原寸にした絵。(落書きではないですよ^^;)

ひとつひとつ丁寧に作ってくださいます。

鉄がボコボコとしているのは「つちめ」模様といって

これ、手加工なんです。素晴らしいですよね。

S20151202_094144

そして本日は現場定例。

いやはや、外壁の左官壁。まったくムラなし。

こちらもため息が出るほど素晴らしい出来栄えです。

S20151202_095137

内部のアール壁も左官壁完成。

こちらはコテむらが横にすぅっと通っていて

繊細なタッチに仕上がっています。

写真にはうまく写っていないのですが

トップライトから洩れる光で陰影が美しいのです^^

左官壁は陰影礼賛が肝(キモ)ですの。

S20151202_094541

食器棚も設置途中でしたが、うーん、ステキに出来ている!

これ、かなり細かいディテールにこだわって設計しました。

大成功!うまくできたなぁ。やはり神は細部に宿るのです。

たぶん、私と家具屋さんだけにしかわからないと思うのですが^^;

そのくらい細かいところです。

S20151202_095323

浴室もタイルが貼り上がっていました。

タイル割りやら施工方法やら難しかったのですがこちらも

イメージどおりに仕上がりました。

嗚呼、感謝!

S20151202_143126

さらに本日は午後の部あり。

現場定例の後、きぃちゃんご夫妻と

坪庭に植える木を見に行きました。

S20151202_094322

このように、

建築は幾人ものものづくりのプロが奏でるシンフォニー。

皆の気持ちがひとつになってようやく満足したものが出来ます。

 

私は関わった職人すべての人が「これはオレが作ったんだぞ!」と

職人さんの家族や友人達に思わず言ってしまうような

モノづくりをしていきたい という思いで設計監理しています。

 

そのためにも

菩薩のような人でありたいと

研鑽の日々でございます。

 

いよいよ完成です。きぃちゃん家 お楽しみに^^

 

 

■「きぃちゃん家」完成見学会を行います。

遠方からお越し下さる方もおられたり

有り難いです。

随分と賑やかになりそうですのでご予約はお早めに〜。

詳しくはこちらから

http://aqua-marine.tea-nifty.com/arttada/2015/11/post-1373.html

| | コメント (0)

« 2015年11月 | トップページ | 2016年1月 »