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2015/07/22

「ひたむきさ」が 不可能を可能にするのだ。

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梅雨が明け、本格的な夏がやってきましたね。

先週末に愛知、岐阜へ打ち合わせに行って参りました。

月に2,3度のペースで中部地域へ出向くようになって

1年が経ちました。

 

その間にたくさんの方と出会い、ご縁をいただきました。

特に岐阜県では2度、講演に呼んでいただきました。

おかげさまで

「住まいに対する真剣な思い」を多くの方と共有することができました。

 

さて、先日

2日間で3つの打ち合わせを行ってきました。

その中の1つ。

基本プランを作成していたお客さまより

次のようなあたたかいお言葉をいただきました。

 

「早く、この家に住みたいです!

実は、他にも雑誌やオープンハウスで

たくさんのプランを見たのですが

ピンとくるものはありませんでした。

このプランは自分が快適に住んでいる様子を

イメージすることができます」と。

今回ご提案した設計図を手に

目をキラキラと輝かせながら。

 

すてきな彼女は

今年2月に可児市で行った講演に来てくださいました。

とても真剣に聴いてくださっているのが壇上からわかりました。

講演が終わり、その帰り道で

内容を振り返りながら

「今!今だ!多田さんにお願いできるのは!」と

なんと、引き返してくださったのです。

 

90分の講演時間、さらに質問に60分と長丁場だったのですが

それでも講演後は質問の長~い行列が出来ていたので

あきらめて一旦帰られていたのに。

お子さんたちも待っておられたでしょうに。

 

「多田さんはお子さんも育ててらして

その経験などがプランに活かされていていいです」

とも仰ってくださいました。

 

そんな彼女の家づくりに対するひたむきさに

私も体当たりしよう!と決めていました。

「ひたむきさ」を持つ人が、最近、少ないせいか

なんだか、彼女の美しい心に、打たれてしまったのです。

 

ご要望はたくさんありましたが

ご家族が快適に、豊かな気持ちで過ごせるようにと

祈りを込めて、今回のプランを完成させました。

 

ということで、15年の住宅設計の知恵と

男子2人の子育て20年の知恵+悪知恵(!?)とが

モリモリに盛り込まれたプランとなっています。

それでいて、もちろんカッコイイ^^

 

岐阜という和を大切にする文化と

新しいライフスタイルや様式美が調和する

面白い建築が出来るはず。

 

実は、このお言葉をいただいた日は

事務所設立からちょうど15年目を迎える前日でした。

ほんとうに有難く

「よし、また明日から、体当たりでがんばろう!」

と心に誓ったのでした。

 

人を輝かせることが私の楽しみであり、

生きがいであります。

人が輝くのは、生活というベースが整っていてこそ。

そのベースを美しくしつらえるのが

私の使命です。

 

これからもどうぞよろしくお付き合いくださいますように。

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愛知県、なぜか観覧車をよく見かけます^^

 

 

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2015/07/15

流れに身を任せよう 〜祝・地鎮祭〜

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梅雨の晴れ間ではないような^^

お天気が続く中

「きぃちゃん家」の地鎮祭が行われました。

 

この地鎮祭は、出雲大社にお願いしています。

国建りの大国主命に ゆだねて参りましょう〜^^

 

さて 気がかりであった

地盤調査が行われました。

速報では

どうやら地盤改良を行わなくても

地耐力が出ているようです。

これで、一安心^^

 

「きぃちゃん家」は

設計が始まってから 

特に大きな問題が出ることなく

スムーズに事が運んでいます。

 

建築は大事(おおごと)なこと。

お金も人もモノも自然も 神様も(!)

バラバラに見えるたくさんの物事を

一つの目標に向かって

進めていきます。

建築家はそれを導きます。

指揮者のようなものです。

*この場合の目標とは建築を3次元に作り出すことです^^

 

だから、時間もかかるし、労力もかかる。

 

住宅の設計を続けていて

最近、つくづく思うのですが

 

この世では

何か大きな「流れ」のようなものが

もうすでにそこにあって

誰も彼もが

その流れの中に含まれている。

 

だから、恐れる事なく

大船に乗った気持ちで

真摯に進むことが

万事うまくいくような気がします。 

 

満員電車にラクに乗るために

逆らわず、流れに身を任せるように。

 

その何か大きな「流れ」は

日々の暮らしの中で

どのような心持ちで

生きているかによって

1人ひとりに

「今日のあなたの流れはこれだよ」と

与えられているような。

 

漠然とした言い方ですが

実はこれ、量子物理学上では

説明できることを発見したのですよ^^

早くセミナーなどで

伝えたいなあって。

今、まとめている最中です^^

 

科学を知ると

人間って素晴らしいなあって思います。

これからの科学の未来が楽しみな今日この頃^^

 

来年は大学3年になる 息子と

量子物理学の話がガチで(本気で)できるのが

とっても楽しみな

お母さんなのでした(お母さんは私のことですよー^^;)

 

 

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2015/07/10

韓国の雑誌に載りました。

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「平塚・黒部丘の家」
 

韓国の雑誌「The Haus & Reforn」2015.4に載りました。

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写真は雨宮秀也氏。

文は多田祐子。

なのですが、ハングルで読めません^^;

日本文での記事はこちらです。

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「平塚・黒部丘の家」

西に緑豊かな湘南平を背負い、海へは10 分ほどの閑静な住宅街。
ご主人の生まれ育った場にお母様とご夫妻、お嬢様とお住まいになる二世帯住宅です。

 
上から見ると、正方形のかたちをしています。
そこに対角線に折れる屋根がかかっています。
形状はめずらしいのですが、どの面から見ても屋根が主張することはありません。
立面は東西南北の4面ともそれぞれに落ち着いた美しさがあります。

 

お客様の要望は、奇抜で華美なデザインではなく、自分のライフスタイルと価値観に合った
かっこいい家。

 

オーダーメイドで作ったスーツのようにぴったりとフィットした心地よさがある家です。
最初のご提案で「かっこいい!」と気に入ってくださいました。

 

玄関は共通。お母様と子世帯が一緒に使います。
お庭と続いているので、お茶やバーベキューもできます。
玄関を入ると、飾り棚があります。
カウンターは「なら」の無垢材。
材木問屋を数件まわり、苦労して捜し求めた逸品です。
下の扉の唐紙も京都から取り寄せました。

 

さて、左がお母様の居住スペース。
右には納戸と親子で使える共有の客間があります。
普段はお母様おひとりの空間ですが、子供たち家族と集まってごはんを食べるスペースにもなります。

 

また、お友達をお茶に呼んでおしゃべりしたりと、湘南のさんさんと輝く光を取り込んで、
日中は社交を楽しめます。
客間には、弟さんご家族が遊びに来たときに。
お仏壇はこちらに収納できるようにしました。

 

階段を上がると子世帯のスペースです。
リビング、ダイニング、キッチン、子供部屋がひとつの空間になっています。

 

屋根の形状がそのまま天井のかたちとなって表れています。
木の木目がひとつの意匠となってとても美しい天井となりました。
西に面する窓は横長にし、ここからは湘南平を望むことができます。

 
「オープンキッチンに立って、ご主人とお嬢さんの姿を眺めるのが夢だった!」
と奥さま。夢が叶いました。

 

渋めのグリーンと木の色がとても落ち着きのある空気感を作っています。
リビングとつながる子供室は、親子の触れ合いの時間を長くしてくれます。
将来、個室が必要になった時にも対応出来るようにあらかじめ柱を設置しています。

 

さらに上にあがるとロフトです。ご主人の秘密基地。
ここにテレビ、パソコン、ステレオなどの全ての電気設備が集められ、
各部屋に配信されるシステムとなっています。

 

出来上がってから、ステレオでジャズを聴かせてもらいましたが、素晴らしい音響でした。
明るい階段室を作るために、天窓を設けました。

 

トップライトから降りてくる光に向かって登っていく、それはまるで天国への階段のよう。

 

さて、二世帯住宅は親世帯と子世帯のつながりを慎重に設計していくことが大切です。
それと同時に人間同士でのきまりごとを作っていくことも大切。

 

この住宅はそのどちらもとても良く出来ていると思います。

 

コツについては、セミナーや講演で度々お話していますが、おかげさまで好評です。
二世帯住宅をお考えの方はお気軽にご相談ください。

 

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2015/07/08

大変そうな地なわ張り^^;

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雨が続きますね。

出かける際はいつも傘を持って出るのですが

途中でやんで晴れてくることが多いという

生粋の晴れオンナです^^;

 

さてさて、「きぃちゃん家」着工しましたよ!

解体工事が無事に終わり

こうやって見てみると

西が塞がれただけの三方がかなり開放的な敷地だったんだな~と。

 

このような敷地だと、

南東にどーんと大きな窓を設けたくなるのだけど

これらの面には大きな窓は一つも設けていません。

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いろいろな意味があってそうしているのですが

ぱっと見た目には窓の存在を意識しません。

しかし、ある工夫をして

インテリアはしっとりとした穏やかな明るさを保っています。

あえて光をしぼることでコントラストをつけているのです。

 

本当にいいものを適切な分だけ取り入れる

品位のある大人の空間を作りたかったから。

 

 

また、今回の

「光と影」というキーワードは

インテリアのどの空間にも存在しています。

影をつくることで、光の演出をねらっているのです。

逆説的な手法です(あまのじゃく的ともいいます^^)

 

さらに共感覚的に

この建物の意匠は

ヘレン・メリルの

You'd Be So Nice To Come Home To

 

この音楽の感覚と同じように

味のある空間ができる予定です。

ジャズでの試みは初めてです。

 

昨日、現場監督から地なわ張りの様子の写真が届きました。

*地なわ張りとは、図面に即して

建物の位置を出すことをいいます。

外壁がアール(曲線)なので、きっと難しいだろうな~。

曲線出すの。

雨の中、ご苦労さまです^^;

 

これを目撃した人は、いったい何が出来るのだろう?と

不思議だと思います。

まず、住宅だとは誰も思わないでしょう。

ふふふ、すべて思惑どおりなのですわ~^^

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2015/07/07

ライフプランと整理術

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名古屋にお住まいのみなさま、お待たせいたしました。

整理収納セミナー開催です。

 

〜ライフプランと整理術〜という副題のとおり

単なる整理整頓の方法ではなく

豊かな人生をおくるためのライフスタイルに基づいて

考えていきます。

 

住宅の設計にたずさわって15年目

主婦になって20年目^^;の

建築家の視点から考える整理整頓の方法。

とくに私の提唱している

「7年先のライフスタイル」を見据え

今の暮らしを快適にそして素敵に過ごすちょっとしたコツを

ワークショップ形式でお伝えします。

 

もうすでに予約が入っているようです。

お席に限りがあるため

お早めのご予約をおすすめいたします。

すてきなみなさまとの お目もじを愉しみにしております。

 

8月9日(日) 14:00〜16:00

ASJ名古屋名東第一スタジオ

(名古屋市営地下鉄東山線 東山公園駅)

ご予約・お問い合わせは

0120ー71−3231

Email   kondo@yamasita-c.com

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2015/07/02

たまご焼きに祈りを込めて

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雨が続きますね。

最近ではすてきなレインブーツを履いている方多いですね。

私も今年からすみれ色のレインブーツを愛用しています。

傘も同じ色を見つけて。

おそろい。

思わずくすっと笑みがこぼれ、明るい気持ちになります。

 

さて、7月に入りました。

我が家では上の息子の大学編入試験のため

これから約10日間は受験期間。

 

今朝はお母さん(私のことですよ〜^^)

朝5時起きで

お弁当にサンドイッチを作り

*昔なつかしいたまご焼きサンドを作ってみました^^

朝ごはんを食べさせ

彼の心と身体の様子を観察し

無事に送り出しました。

あとは、祈るばかり。

 

ふと、今朝

子供達が生まれて

「祈り」というものが

とても身近になっているのだなあ、と

気がつきました。

 

最初は「無事に産まれてきてね」かしら。

次は「すくすく育ってね」となり

小学校に通う初日は

「無事に教室までたどりついて!」な〜んて。

 

会社勤めで保育園にあずけていたころは

「今日はクライアントとの大切な打ち合わせがあるから

どうぞ、保育園から呼び出しの電話がありませんように!」とか^^;

 

自分のことのように思う誰かのために

自分ではどうすることもできないので

ただ、ただ 

静かに

見守り、祈る。

 

精神力の静かな鍛錬になったなあ、と。

 

こうして「お母さん」は強く、しなやかになっていくのだなあって。

20年経って、ようやくわかるものかもしれない。

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