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2014/06/17

祝 上棟  まいおかの家

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紫色の花が映える季節になりましたね。

あじさい、あやめ、アガパンサス、クンシラン…

紫は何か凛とする雰囲気をかもし出しだしていて。

高貴な色とされているのも納得^^

 

このように しっとりとみやびな景色の中

「まいおかの家」が上棟しました。

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お客様との出会いが2013年1月。

最初は建替えでスタートしたのですが、お気に入りの敷地を購入され、新たな計画となり、上棟まで約1年半かかりました。

昨日の上棟でほぼ全てのことがしっかり決まり、これからはひたすら三次元に現実化するのみです。

和のテイストがお好みで、長野、岡山、金沢などご自身でもいろいろな建築を見てまわり、見識を深めておられました。華美でなく、落ち着いた雰囲気に仕上がる予定^^

 

さて、上棟式にて。

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昨日も思わず、口にしてしまいました。木造建築はこの垂木(たるき)の架かった状態が一番美しく感じます。

連想してしまうのが、「レントゲン」

垂木は、いわば人間の肋骨にあたるでしょうか。

人間の佇まいの美しさは骨格(姿勢)の美しさ(正しさ)であるように

美しい建築は構造そのものが美しいと。特に木造は。

 

事務所では木造2階建てまでは

自分達で構造も決めます。

意匠(デザイン)と構造がダイレクトに結びつくので

同時に考えていきます。

そうしないと、外見と中身がちぐはぐになり

本物の美しさには届きません。

 

現在では構造を見せない大壁構造がほとんどになり

木造住宅に住んでいても

木を感じることは少ないのが残念なこと。

(木といっても突き板(表面に薄い木のスライスしたものを貼ったもの)ではないですよ。無垢の木です^^)

 

 

最近ではその反動でしょうか

古民家カフェというのがとても流行っているようです。

どこも長蛇の列。

(厳密に言うと、古民家とは言い難いものもありますが)

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古民家の良さは

木材の質が現在のものより優れていること

また、木の癖を読み、大工がしっかりと道具を使い

経験と勘で 納めていること

 

さらに、これに時間という魔法がかかり

木についてはしっかりと乾燥された状態。

それと…

何か貫禄のようなものが出てくるのですね。

今にもしゃべりだしそうな^^

 

現在のように、早く、安くが最優先されていない時代は

時間をかけてモノづくりが行われていましたから

職人の息がかかり、クセも垣間見られます。

クスっとほほえましい こだわりのようなものがあって。

 

今では、大工が木割りするのではなく

プレカットといって

工場であっという間に製材されます。

 

しかし

カットする機械のボタンを押す(いえ、今はクリックかな?)までに

とても多くの人の労力が投入されています。

手は使わなくなりましたが^^;

 

そんな時間や労力のことなど

いろいろな思い出が走馬灯のように流れる

だからよけいに 

毎回、上棟では感動するのでしょう^^;

今回も良き上棟式でした。

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北鎌倉 東慶寺のあやめ

 

 

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