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2014/01/31

それが伝統であるならば

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水仙の花の香りに魅せられる麗らかな日々。冬のつかの間の休息でしょうか。

岐阜の出張から戻った次の日から通常の業務に戻り、現場監理や打ち合わせで慌しく過ごしています。

昨日は厚木・なかじゅくの家の現場監理でした。

この住宅の

中央に走る広い廊下。

そのアイストップに1900年代イギリス(おそらく)のステンドグラスがはめ込んであります。

上部トップライトの光がふんわりと洩れ、明暗の効果が期待できそうです。

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そのトップライトがこちら。

向こう側はご主人の趣味室。入り口の天井が仕上がっていました。

この部屋は真壁といって柱や梁を見せる仕様となっているため、各々の素材や構造材との取り合いがとても難しいのです。

外観も含めた意匠とのからみもあり、設計からとても頭を悩ませました。三次元にならないと見えてこない部分も多々あり、現場監督や大工とも相談しながら、一番美しい納まりにしました。うまく出来たときは本当に嬉しい。

 

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そして客間には、5寸の床柱が鎮座していました。紫檀という木です。

この広間は天井が高く、床柱の規格寸法の長さではぎりぎり。銘木屋さんに行き、見初められた美人さんです。

この広間も真壁なので、柱や梁、鴨居、長押(なげし)などの接合部分は本当に気を使います。数ミリのことなのですが、この気づかいが、空間の空気を粋にするか、野暮としてしまうか、を決めます。力量が現れるといいますか…

先日、伊勢神宮の神楽殿で、お神楽の待機していた際も、建物が真壁構造でしたので、その辺りが大変気になってキョロキョロしてしまいました^^;やはり、美しい納まりをしておりました。

 

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そして、こちらは客間とダイニングを仕切る間仕切りの枠。

引戸は日本の文化。今回は枠(敷居、鴨居)になる木に色々な樹種を使っています。

ひのき、タモ、スプルス、栂(つが)。

インテリアや建具に合わせて使い分けていますが、それぞれに表情があって面白い^^ワクワクします^^

さらに今回は床材をサクラ、家具をなら材で作っているので、そちらとのハーモニーも楽しめそうです。木の大合唱だな~。

木に魅せられ、木と共に生き、そう、生かされています^^

 

来週の定例会議では、唐紙(襖紙)の貼り方を経師屋(きょうじや)さんと打ち合わせします。経師屋さんとは、唐紙を貼る専門の職人さんです。

重厚な和と軽快な現代の生活スタイルを融合したステキな住まいが出来そうです。

古いものを新しいものに作り変え、残していくことが伝統であるならば、日本の文化にお役にたてているのでしょうか。だとしたらとても嬉しいことです。

この住宅のオープンハウスを3月下旬に予定しています。なんだかみなさんを着物を着てご案内したくなりました^^余裕があれば…^^;

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