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2013/10/22

丁寧にまごころを込めた魔法のスープを作るには

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いよいよ葉が色づきはじめたとほっとしているのもつかの間

一息に秋が過ぎ去り、冬の足音が聞こえ始めました。ごきげんいかがですか。

ようやく自信を持って衣替えが出来ます。そしてそろそろ冬支度。

冬支度 豊かでしっとりとした時間が待っているような気がして、好きな言葉^^

さて、現在4つの現場が動いておりますが、その中で

「平塚・黒部丘の家」 いよいよ仕上げに入ります。

先日、子供部屋の壁を仕上げる前に「らくがき大会」というものをやってみたい!という建て主様のご用命にて、開催してみました。

塗装屋さんに養生や、仕上げ材に影響のない絵の具を準備していただき、私も参加^^

 

 

描きながら、文化祭などで黒板に絵を描いていたな~な~んて、女学校時代を思い出してニマニマ。

らくがき大会がひと段落して、今度はまじめな打ち合わせを。サンプルで仕上げ材の最終確認です。

この日はとっても寒かったのですが、奥さまから温かいお茶とお菓子の差し入れをいただいて。「おやつだ~!」とまるで、ロンパールームに出ている子供の気分に^^;

ここに、仕事がひと段落した棟梁親子(親子で大工ってステキ)と現場監督が加わり、楽しく歓談。

手料理のお話で盛り上がったり、自慢のたまごかけごはんのレシピを紹介しあったり。なんと、しょうゆと少しのお砂糖が美味しいらしいのです。卵丼になるとか、なるほど~^^やってみよう!

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さて、前回もお話しましたが、この住宅の最初に頂いたお題

 

オーダーメイドのスーツを誂えたような上質で着心地の良い家。奇抜な意匠などは全く必要なし。でもかっこよく。

 

このブログを読み、家づくりに対する姿勢に共感してくださって、ご依頼いただいたのですが、この注文を頂いた時はとても嬉しかったものです。

というのも、それらは自分が設計する際、いつも大切にしていることばかりだったから。

私の中では「心身共に疲れた時に飲みたい、とびきり美味しい自家製スープ」のような家を作りましょう、と。今回はこれに徹してみました。

そう、身体にしみわたる、そして一口飲んだ後にふわっと心が開かれて…「美味しい」という言葉よりも、大きくため息が出るような。

ひとつひとつを丁寧につくるからこそ出来るもの…

日常で手に入る食材で、眉間にしわを寄せることなく、ふんわりと作ることが出来るもの。

ひとつでもこのオリジナルのスープを作ることができるのなら、

毎日がとても楽しく、アクティブで充実したものとなるはず。何かに挑戦する勇気も出る。

だって、いざとなったら、スープがあるのだから。それも自分の手で作ることができるのだから…

さらに、自分の手から生まれたもので、大切な人を幸せにすることも。

魔法のスープ------のような空間。

 

空間づくりにあたっては、肩に力を入れることなく、あくまでも自然体でいることに意識しました(といっても、いつでもどこでも自然体なのですが。あ、天然のほうですか?^^;)

そのためなのか、とてもありがたいことに、この家づくりにかかわる人達全てが「自然体で前向き体質」の人々が集まって。おかげさまで、とっても楽しく、和やかに現場が進んでいます。魔法のスープの力は偉大^^やはり、カタチって、想いがつくるんですね~。

 

かといって、単純で平凡な家を作っているわけではなく、上質で、むしろ細かいところにもとびきり気の行き届いた建築となっています。各職人さんもとても上手な気遣いをしてくださって。老舗旅館にしか存在しえないような空気感と遊び心のようなものが出てきています。

出来上がったら、皆で、この4.5mある出窓から(なんと、窓台は一枚ものです!)夕日を背にした湘南平を眺めつつ、ウイスキー山崎を飲む、ということに^^おつまみ担当なので、何にするか考え中~^^

 

丁寧にまごころを込めた魔法のスープのような空間

今年の年末に新しいスープのレシピの出来上がり^^

そうだ、このスープの名前何にしよう…

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