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2013/06/06

愛される日常 愛される建築

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清々しい日が続きます。益々増す緑の勢いのように4月、5月は公私共に充実した月でした。スケジュール帳が真っ青となるくらい(ペンのインクがブルーなので)

6月ももうすでにびっしりですが、マイペースでコツコツと。目の前にあることを丁寧に。

さて、葉山・下山口の家 着々と進んでいます。

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地下部分の躯体(くたい)、鉄筋コンクリート部分が出来上がりました。

(写真は配筋している時のもの)

これからこの上に木造部分が乗ります。

湘南、鎌倉そして葉山では傾斜地が多く、道路と敷地の高低差があるところがしばしばあります。

土留めとしての擁壁を作るのはたいそうコストがかかりますので、このように建築と一体として作るのもひとつの方法でしょう。

最近ではこのような地下がある場合、防音を兼ねた音楽室として利用することが多いです。この住宅にも音楽室を設けます。

 

先日、渡辺篤史の建物探訪の撮影のあった「北鎌倉の家」にも地下にもやはり音楽室があります。撮影中にご主人がギターを演奏してくださいました。「スペイン」という曲。情熱的で優しい音色が建物全体と共鳴し、なじんでいて「建物がいい具合になったなあ~」と改めて。

建築は使われて、愛されて益々良い建築になっていくのだと。

そう、建物の中で繰り広げられる日常が建築にしっかりと刻まれていくようです。北鎌倉の家には生活を楽しんでおられる様子がしっかりと建物にも現れています。渡辺さんもその雰囲気をとてもほめてらっしゃいました。

 

また、6月始め、赤レンガ倉庫での建築家展にてのこと。竣工して3年経つ住宅の外観写真を展示していたのですが、来場された方に「この洗濯物は撮影のために意図的に干してあるのですか?これもデザインの一部のようでかっこいいですね」というコメントを頂きました。

そう、イタリアなどに行くと街路に洗濯物が干してある光景が美しいですね。どうにかそのような光景が出来ないかな、と研究してきました。

--住人の美学。

住まいには住む方の生き方、美学が顕著にあらわれます。

特に、普段着のもの、生活感のあるものに。品というものはそこに美学があるかどうか。そしてそこから作られるような、そんな気がしている今日この頃。

美しくしつらえている人は、必ずといっていいほど生き方が美しい。あ、姿勢もいいですね^^

 

その美しさに魅せられて

美しさを受け入れるべく器を美しく作ってみたくなる…

そのためには私自身がクリアーでなくては出来ない…

 

う~ん、好循環ループ^^

そんな細やかなところに気づいて「かっこいい」とコメントをくださる方に出会えたこと、本当に嬉しかった…

透明感のある感性をお持ちの方なのだな、と。

その方の住まいのイメージはすぐに出来上がりました^^;早く設計したいな~。

 

どんなに慌しい時にも、こうしてステキな方々にめぐり合う楽しい日々。そのひとつひとつの出会いに心より感謝。

創作のエネルギーは素晴らしい大自然と透明感のある人から頂いています。

ありがとう。

これからも人々に愛される建築を作り続けていきます~^^

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