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2012/01/27

運命の出会い

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昨年末からセミナーでのお仕事が相次ぎ、「祐子先生、しゃべりすぎじゃねぇ↑」という声もちらほらと。

小さいころは大人しいぼっちゃん(おじょうちゃんではなく…)と言われていましたし、どちらかというとアトリエにこもって絵を描いているほうが落ち着くタイプなのですが、今ではそんなことは誰も信じてくれませんね^^;

そんなしゃべりすぎの中、現在計画中の住宅の玄関にしつらえる式台と上框を見に新木場まで行って参りました。

 

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倉庫にはたくさんの銘木があります。今回探していたのは長さ2m70cm、巾60cm、厚み7cmのケヤキの木。

ケヤキの木は群生する木ではないのでとても貴重です。しかもこれだけの大物となるとなかなかの希少価値。

 

この日とっても美しい木目の材が見つかりました。

ケヤキの木はクセの強い木。今回は柾目が繊細に表れていてなおかつ板目も美しく玉杢もちらほらと表れている材でした。

木は見ていてだんだんと惚れ惚れとしてくるのです。吸い込まれそうになるような、そんな感覚。

その美しさの基準はどこからやってくるのだろうと、あれこれ分析するのですが

どうにもこうにも、これについては、ほば感性のみのような気がしています。

「ほほぅ~、これは良い木ですね~」というと、だいたいお値段も良い。

理屈ではない何かがあるのでしょう。

木との出会いは運命の出会いと言っても大げさではなく。

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このケヤキの材をアクセントにした玄関、その向こうに書院づくりの日本間が見え、その先にはひろーいぬれ縁、そしてその先にお庭が見えるという構成になっています。

昨年の夏はほぼ毎日アトリエにこもって図面を描いていました。仕事中も電話でなく、メールでのやりとりが多いので、家族以外は誰ともしゃべらない日が続きました。

日本という文化を再確認しながら、そして自分の中の「和」というものをカタチとしてひとつ完成させる過程。

その過程は日本という地に生きる人間として、さらには日本建築をどう考えるか。どう作るか。どう残すか。それは日本の環境や社会性なども含めた「歴史」を振り返る時間でもありました。

さて、ようやく春から現場が始まります。今から現場のことを考えながらワクワクしています。

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