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2012/01/21

イタリアの都市と建築 ロマネスクからバロックまで

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昨日、ヴィカフェ・新春のお茶会を行ないました。

寒い中お越しいただきました。誠にありがとうございました。

10月から3回に渡って行なった 

ヨーロッパの文化と歴史 ~イタリアの都市と建築~ シリーズ

過去に訪れ、撮りためていたスライドを上映しながらお話いたしました。

まずはミラノ、ヴィツェンツァ、ベネチア、シエナ、フィレンツェ、ローマ…

そしてバチカンまで。

様式でいうと、主にロマネスク、ゴシック、ルネサンス、マニエリスム、バロックまで。

 

私の撮りためていた写真は有名どころの建物ではなく、自分の感性に響いた通りすがりの街並みや名も知れない塔などが多く、一般の方にとって興味深いのかどうなのかが一番心配なところでした。

日常のイタリアの風景が感じられてよかったとの声をいただき、ほっとしています。

 

名も知れないけどステキな建築はたくさんあります。有名でも無名でも、どのような立場の建築もさらりと見て「あ、見た見た」で終わり、ではなく、少し方向を変えて、違った角度から見てみるとどうでしょう。

 

建築が活き活きとして、距離がぐんっと近くなる

そこから、彫刻や絵画、そして音楽などにつながり、最終的には社会的背景を写しとることができます。建築がデザインの頂点にあるといわれるのはこのこと。

 

特に、高尚で近寄りがたいものほど、いろいろなエピソードなどが潜んでおり、そしてそこには様々な人間模様などが絡んでいるもの。

高尚なものだから近寄りがたい……

 

しかし、モノを作ったのは我々と同じ人間。だから何も無理にアカデミックにしたてる必要はないと思います。そして最初から高尚だった作品もないのかなと。 

 

これはドストエフスキーが、トルストイのように貴族的背景の小説ではなく、敢えて違庶民的な小説を書くという目標を掲げたという気持ちに少しばかり似ています。

といってもいまやドストエフスキーはアカデミックなものになっていますが…

 

さて 次回から11回目となりますが、さらに突っ込んで、

いろんな「間」を考えてみたいと思います。

これは東日本大震災のあとよく聞くようになった「つながり」と同じ意味です。

建築や音楽、絵画、彫刻を通して、人間がそこに何を表現しようとしていたのか。

そんなことを、庶民的レベルでぜひご一緒に考えてみましょう。

2月17日(金)14:00~16:00 間を考える 人間と空間 シリーズ1

3月16日(金)14:00~16:00 間を考える 人間と空間 シリーズ2

*お問い合わせは多田建築設計事務所まで

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