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2011/12/23

木とかかわる 木に学ぶ

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今週一週間は「木」がキーワードの週。

19日月曜日、午前中は川崎でお客様と打ち合わせ。ほぼ設計が完了しました。いやはや年々経験値が上がっているとはいうものの、毎回毎回自分の中で新しい試みをしているので、こうしてまとまるとほっとします。

その後、多摩川を渡って都内へ。

次の打ち合わせまで時間があったので、現場近くを散策。するとこんなに美しい景色に出会うことができました。一面この色。まるで桃源郷に来ているようでした。

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さてこちら、改修後まもなくだったのでしょうか。屋根の銅版は葺きあがったばかりのようでした。さらに扉もこのように補修してありました。隅々まで観察しましたがいい仕事してありました。

夫は「う~ん、屋根の葺き替えだけでも一千万はゆうにかかるだろうね~」と言っていましたが、それくらい様々な意匠が施されていました。日本人ならではの粋なはからいです。

 

20日火曜日は一日アトリエにこもり、壊れたパソコンをなだめすかしながら図面の手直し作業と障子などの建具の詳細と家具図に取り組みました。このような詳細を描くの時、私は手書きでないとしっくりこないので一旦手書きで描いたのものをCADにします。

何かで読んだのですが、手は心とつながっているので、手で何かを書くまたは描くことは頭で考えたような「おりこうさん」ではない自分の本心がダイレクトにあらわれるそうです。確かにそうかもしれません…私の場合、手書きでないと寸法がうまくつかめず、まとまらないことがよくあります。寸法はきっと心で捉えているんですね^^

 

21日水曜日は午後から木造耐震補強の講習会だったので久しぶりの座学でした。最近では自然のものである木造でもあるひとつの理論を展開できるようになったということで、大変興味深い内容でした。今までの自分の経験と結びつけると、また面白い仕事ができそうだな~とワクワクしました。

 

22日木曜日はお客様と新木場の材木屋さんまで。今計画しているひろ~い玄関の式台と上がり框を探しに行きました。

今回は欅(ケヤキ)の一枚もので意匠を決めます。真・行・草でいうと行くらいの感じで和室をしつらえます。だからそれに沿うくらいのものを探しています。重厚感がありかつ知性があるようなもの。

あらかじめお店の方に大きさなどを出しておいてもらいました。3枚並んでいたのですが、どれもこれも素晴らしい。3枚のうち1枚は他の2枚の倍の値段だったのですが、やはりかなり良いものだと、何か違うのです。

同じケヤキの木というのに、この違いはなんだろう、と。木目とか色とか、そのような単純ではない「何か」が確かにあるようでした。

ただ、「この材は式台なんかに使うともったいないよ!」とお店の人は仰っていましたが。

では、なぜ?あの場に置いてあったのでしょう…

「木」の世界は複雑かつ多岐に渡ります。だから面白いのでしょう^^

そうそう、この日夫は次の現場に行くということで私は途中から電車。主婦でもあるので帰りにダイエーによったのですが、この日「モクモクモックン、木曜の市」だったのですね^^;

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