神は細部に宿る
ダイニングテーブルの天板の加工が完成したということで見てきました。
このダイニングテーブルは2m70cm×1m10cmの大きさ。天板の板は4cmの厚さ。
樹種はメープル。とても女性的な肌で透明感のある色白美人。
お客様からの要望は、ゆうゆうと8人掛けられること。さらに人数が増えても足がテーブルの足に当らないこと。それでいて美しく、堅牢であること。との厳しい条件。
さらに私自身の美学も厳しいので、いばらの道です。
実はこれは第2案。随分と悩み、デザインしている間は深い井戸の中をさまよい歩きましたが、こうして出来上がってくると、いやはや美しく仕上がっており、感動。
今回はCADで描けない線を表現したくて、私の手書きのスケッチをもとに、1ミリ2ミリのせめぎあう指示で職人さんにはかなり無理を言ってお願いしました。
近代建築の巨匠の一人であるミース・ファン・デル・ローエが「神は細部に宿る」という言葉をよく使っていたようです。私も、ものづくりという世界で生きていく中で、辛くて、苦くて、すっぱくて、あ~まい経験を重ねることに「実にそのとおり」と、ディティールの大切さを痛感しています。
あまりに細部の神様にお願いしたので、出来るかな~、大丈夫かな~とドキドキしておりました。
工場で養生を取ってもらい、天板を見た瞬間
うわぁ、出来てる~、スケッチどおりだ!とそれはそれは感動しました。本当に有難いことです。
さてこれから、血と涙と汗の結晶である人数が増えても邪魔にならない足!の作成です。
出来上がりは今週の日曜日。とっても楽しみなのです^^
そして、また今、テーブルのデザインを考え、深い井戸の中で細部の神様を探しているところ。
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