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2011/04/12

立場と役割

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3.11から一ヶ月。桜は今年も見事に咲いています。私達もそれぞれの立場でそれぞれの役割を全うせよと桜に背中を見せられているのでしょうか。

立場と役割でふと思い出しますが、私の楽しみのひとつである書店巡りで最近目に付いた本があります。

会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール

2007年6月に出ているようなのですでにご存知の方も多いでしょう。今の私にはあまり必要ないのですが、20年くらい前にこの本に出会いたかったなぁと。ドラえもんがいたらお願いすることの上位に入ります。

女性が社会に出てどんどんつまづいてしまうのは、社会でのルールを知らないことが大きい要素だと思います。また、書いてあるように、女性には教えません。なぜなら、そんなもの知っていて当然の世界なのですから。男性の場合はスポーツなどを通して当たり前のように小さいころから親しんでいます。ですからすんなりとなじむことが出来る人が多いのでしょう。わが息子達も鍛えられているようですので^^

さて私の場合、まるごと男性社会であった建築業界。当然ルールなど知るよしもなく。さらにめざす女性の先輩がおらず、どうしていいのかわからない状態が続きました。

現在、私の周りには業界こそ違いますが、同世代のキャリアを積んだ女性達がいます。彼女達から聞く共通の言葉があります。やはり男社会という土俵で戦うためには、「男になることが一番の近道」だと口をそろえて言います。

ファッションについてはこの本には書いていませんが、ぜひつけたしたい内容です。

キャリア形成の初期の段階では、男性が着ているもの、つまり目立たない色のスーツを着ることは絶対条件でしょう。面白いです。私も新入社員の時に、「まじめに仕事できるようになりたかったら、服装を変えなさい」とアドバイスされたことがあります。当時女性用のキャリアスーツは殆どなく、貯めておいたなけなしの貯金をはたき、モスグリーンやグレーのスーツをオーダーで揃えたのを覚えています。

しかし、その効果はてき面。仕事がスムーズに運ぶようになりました。同じ発言をしても返ってくる反応が違う。服装に投資して、やっと同じ土俵に上がったわけです。

さて、実は最近ではこのようなキャリアのある女性から家庭やプライベートがうまくいかないという相談を受けるようになりました。これに対して仕事と家庭の両立をうまく続けている女性達が口をそろえていう言葉があります。それは「したたかに生きる」です。「したたか」ってあまり良い意味でとられないので、私の場合「かしこく生きること」とアドバイスすることが多いかな^^

「かしこく」というのは、その置かれた立場と役割に目をそむけることなく、しっかりと生きること。だと思います。まるごと受け入れること。これは女性の特性です。

実は私はそのような生き方をフランス文化を作った女性達から学びました。食卓文化や芸術を学ぶことは、彼女達のかしこさを学ぶことでもあると思っています。見た目の華やかさとはうらはらな鋭い知性が裏づけとして存在しないと表向きの華やかさは陳腐なものになってしまうのです。

歴史というと男性のストーリーのようにしか教えません。だからつまらない。フランスに限らず、華々しい男性の裏には必ずかしこい女性の働きがあったようです。その女性達の生きざまを知ることは、いろいろな意味で役に立つことが多いのではないでしょうか。

 

さて、このような相談を受けるようになったということは…それなりの歳をとったということでもありまする~^^;そして複雑な世の中です。

そんな時だからこそ、日々食卓芸術を学ぶのです^^

  

 

初夏のお茶会

第4回 5月15日(日)14:00~16:00 整理整頓の方法~住まいと心のつながりをひもとく~

第5回 6月16日(木)14:00~16:00 ヨーロッパの文化と歴史~食卓芸術を暮らしに活かす~

第6回 7月17日(日)14:00~16:00 センスを磨く ~整理整頓のその先にあるもの~ 

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