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2010/11/21

「センス」に恋して

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プレカット図の3回目のチェック。

その他にも続々と承認しなくてはいけないものが待ち受けている。

 

先日から木造は面白い!などと愉快なことだけを書いてきたわけだけど、そうは問屋がおろさないのが現実。

決めなくてはいけないところがたくさんあって、しばしの間頭をかかえることになる。

もちろん、考えなくて済むようにすることもできる。簡単に。

でもね、それではきっと自分が自分をゆるさないだろうからね、な~んてなだめつつ。

 

愉快痛快な最中、ふと ほぼ日手帳の11月20日(土)の言葉が目につく。

 

監督というのは、ぜんぶ決めなきゃいけないんです。

アングルを決めるとか、芝居をつけるとかだけでなく、

映っているもの、全部。役者さんの髪型から衣装から、

腰掛ける位置の深さまで。そういうところが

センスというか、監督に求められるものなんだなって。

----三谷幸喜さんが「駄目な僕。」の中で

「そうだ、求められているんだ、私。はい頑張りますわ」などと叱咤激励を。

 

建築も細かいディテールを一つ一つ決めていくことで3次元のモノが浮き出てくる。

全体から部分 部分から全体

押したり 引いたり 回したり(あれ?)

判断の積み重ねがセンスとなりセンスが判断を下す。

 

ここで いつも頭の片隅にある疑問が浮き彫りになる。

「センスってなんだろう?」と。

(痛快な時に限って違う方向に反れていくのはなぜでしょう^^)

一生のテーマとなることでしょうが。

このところ なんとなくどんなものなのかわかってきたような気もするし、

どんどんわからなくなってしまっているような気もしている。

 

ひとつだけいえることは

センスがある人とない人の違いはわかるいうこと。

「ある」か「ない」かがわかるのに

何なのかは説明できない。

これだから「センス」というヤツに惹かれてしまうのであるよ^^

 

ちょっとわき道に思考が反れてしまったけれど

チェックバックはきちんと出来ましたのでご安心を~。

 

【加筆します.2010.11.22】

昨日、この記事を書いた後一日センスについて考えることとなり。

それで、お風呂でぼーっとしていた時に

どうしてこうも毎回毎回 100%一生懸命になれるのだろう……と考えました。

結論は

家づくりは私にとって一生に何棟も作るものです。しかしお客様にとっては一生に一度の経験となる方がほとんどでしょう。

それが

お客様と共に設計を進めていくともう、半ば私まで家族のようになるわけです。だから毎回私にとっても一生に一度くらいのかけがえのないものになるわけです。

これはとっても有難いことでありまする。

そういう思いで、眠りにつきましたのでぐっすり快眠でした。

この仕事をさせていただいていることに感謝です。

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