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2010/11/25

だから基礎は大切なのですね

Pb155686

基礎工事まだまだ続いています。

基盤部分のコンクリート打ちが終わるとこのように基礎の立ち上がり部分の配筋工事が行なわれます。

ここで設計者(工事監理者)の配筋検査を行ないます。鉄筋が設計図書どおりに施工されているか また、共通仕様に適合しているかを検査するのです。

そして……

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9日後 型枠工事まで完了。

この日もまた、工事監理者である私達設計士の検査の日。

 

まず先日の検査による指摘事項の手直しがされていることを確認します。

基礎と土台を緊結するためのアンカーボルトの位置や型枠の位置、さらに「かぶり厚さ」といって鉄筋からコンクリートの厚さがきちんと確保出来ているか(この厚さが充分でないとコンクリートの大きな劣化の原因となります) など多くのことをチェックします。

この日 現場に少し早めに到着。写真のように、工事施工者である現場監督が事前にチェックしています。

その後、工事監理者、つまり建築士が検査します。このように、数人の目で何度も何度も確認します。

 

Kiso_02

さて、聞きなれない言葉。

アンカーボルト。手前に出ている棒のようなもの、引き寄せ金物のことです。

一番左にあるのはホールダウン金物のためのアンカーボルト。

これらの金物をコンクリートに打ち込みます。そして基礎の上に乗ってくる木造構造部分をつなぎとめる(引き寄せる)のです。

阪神淡路大震災の際、多くの被害を受けた木造の建物。その多くが接合部を簡単に工事していたものであるというデータがあります。それにより平成12年に建築基準法が改正。現在では、木造構造部材の結合部分にその部分に見合った金物を入れるようになっています。(それでしばし頭を悩まされるわけでもあります)

さて、このように基礎にしっかりと緊結させるということは、何か大きな力を受けた時(地震時)に基礎に大きく負担がかかるということでもあります。ですから、基礎にしてみれば、今までのように単に木造部分の荷重を背負うだけでないという使命が発生していますから、基礎の構造もしっかりとしていなくてはならないということになりますね。

Kiso_01

さてさて

この現場では、敷地と道路の高低差があるため、スロープを設けます。このような外構工事(建物の外回りの工事)は現場での柔軟な対応が不可欠です。なぜかというと、相手が自然だからです。地球ともいえますね!

そしてさらに……私の中での常なる心がけなのですが

現場にかかわる全ての人に「作りながら、出来上がるモノ、そして技術。この二つが向上するように工夫すること」を大切にしてもらいたいなと思っています。安全で美しい建築を築くことはこういった気持ちがとても大切だと考えているからです。

 

この日もお客様からの要望も取り入れた工夫を生み出しているところです。「3人寄らば……」とはこんな時のことをいうのでしょう^^(奥が現場監督。真ん中が鳶職人。手前が夫。あれ?私は?さて、口だけなのでしょうか?)

 

おやおや 固い話が続いたので疲れましたか?

  

それはそうと みんなが覗いているものを見たいでしょう?

さあ、どうぞ!ご覧あれ~。

Pb245688_2

な~んだ って思いますか?

 

しかし、このな~んだの中に人類の歴史と文化がたくさん含まれているわけです。

とても大切なことです。特に家づくりをお考えの方、出来れば何度も読み返して見てください~^^

最初は難しい英文の長文読解のように感じるとおもいますが……

 

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