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2010/02/09

現在・過去・未来への旅

Ts350787

珍道中から戻ってきたもののゆっくりとパソコンの前に座る時間もなく瞬く間に時は過ぎ…

時間軸に縛られることが苦手な性格だからなのか、私にとって「重力」と「時間」は物心ついたころからの大きなテーマ。

だから、この仕事を行なっているのかもしれないし、本当はやらないほうがいいのかもと思ってしまうこともある。

 

 

特に「時間」については考え始めて35年くらい経ったけれど、全く答えに到達しない。到達しないことが答えなのか。と考えはじめたところ。

 

先日の珍道中の旅の中で大分県の杵築、武家屋敷とそれを支える商家の建築を見に行った。

100年単位の過去にさかのぼる建物は私にとっては古いものではなく新しいもの。そして今という瞬間の中、その建物は自分自身が設計している「心」を当時作った棟梁の「心」へと通わせてくれる。

そこで感じるのは、「作り手の気持ち」というものは何年経っても実は変わっていないのではないのかしらということ。

 

今、建築の世界でも、さも新しいもののようにコマーシャルされているものも、実は古来からあったものだったりするから面白い。時間軸は伸び縮みするのか。サルバドール・ダリの世界。

さて、この杵築。あまり観光地化されていないところが私好みでよろしいかと。現在の大分県の農家の街並みの中にふと出現する武家屋敷は、「時間」という観念をスリ抜ける。

この日は両親にすすめられて共に訪れたのだけど、感覚は30数年前にタイムスリップ。café笑食のチキン南蛮サンドを食べながらオレンジジュースをストローでちゅーっと飲んでいると

「私がおばさんになったら」と想像している足をブラブラさせている5歳くらいの女の子ではないか?と錯覚すら覚えることに。これが現実だったら嬉しいんだけど…足は相変わらずブラブラしますが^^

 

「一般の人はわざわざ50円払って中を見ようとはしないのですよ」と市の職員の方は語る。じっくり見学する者は大工をはじめとする職方や建築関係の人、そして外国人。

50円~200円くらいかかりますが、ぜひ多くの日本人にこの建築を注意深く見て、空間を感じてみてもらいたいなと。

忘れてしまっている何か大切なものが見つかるのではないかな~と思います。50円だったらかなり安い講座になるかもしれません^^建物を説明してくださる方もお上手でしたよ。

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