« 箱根より あけましておめでとうございます。 | トップページ | 誇り高き日本文化 »

2010/01/08

適材適所で幸せを

Pb124710

昨年の暮れに友人とお茶をする機会がありました。息子の保育園時代からのお付き合いです。かれこれ10年。早いものです。

年に一度会うか会わないかの彼女との会話はお母さんとしての会話よりも仕事やライフワークの話が中心となります。

母親業をやりながらのライフワークは少しずつの歩みとなりますが、そんな少しずつの成長を聞くのも楽しいものです。

そんな話の中、彼女がふと家のリフォームの話をし始めました。

「『つい先日、屋根の貼替えと壁の塗り替えをやりませんか?全部で150万円だけど、御宅は通りに面しているので、仮設足場に広告してもらえたら50万円値引きします。12月末までのサービスです』って言われて…

…この際だから思い切ってやろうかな~って思っている」と。

え?待って、材料は何でやるのか聞いたの?

「うん、普通のグレードよりは少しいいものらしい」

普通って何だろう?と考えながらこう聞きました。

きちんと見本やカタログを見ながら説明を受けたの?

「ううん、あまりよくわからなかった」

やろうと決めたものの、どこか腑に落ちないところがあったので彼女は私に話をしたのだと思いました。

それで私は建築士・多田祐子に変身。リフォーム工事の仕方、お金の流れ方などいつもの友人同士での会話の延長のようにして説明をしました。

気がつくと外は真っ暗。夕食の準備の時間です。二人とも男子を持つ母。食堂のおばちゃんに変身しなくてはいけません。

「夫と相談してみる」と彼女は言い、そこで別れました。

その後、彼女からメールが来て、「今回はやめることにしました。じっくりと考えたいと思います」と。

 

家にかかる費用は「衣食住」の中では大きなウエイトをしめます。だからこそきちんとした情報を伝えられたらといつも考えています。

建築士の仕事はデザインを行なうだけではありません。大切なことは適正な材料を適正な場所に適正な価格で提供することだと考えています。それがプロのデザインです。

 

数年前にリフォームしたこれまた息子の保育園時代の友人の年賀状に「我が家は結露知らずの家になりました」と書いてありました。

彼女は湿気をとても気にしていたので「ああ、よかったな~」と温かい気持ちに。

環境を整えることはとても大切なこと。家族の健康や心の状態、さらには家族関係にも影響してきます。働く女性が多い現在、住まいが充実することがなにより大切なことだと、私自身も含めて感じる今日この頃です。

|

« 箱根より あけましておめでとうございます。 | トップページ | 誇り高き日本文化 »

リフォーム」カテゴリの記事

コメント

私は建築士ではないものの、こんな仕事してますから、様々な場面に遭遇し、またその内容を感じることが多々あります。
低価格で環境にも優しく安心、体に安全&心地いいそんな心意気が伺えるお仕事にはつい拍手をしてしまいます。
住まい手さんの思い、みたいなものが見えるんですよね。

みんなが自分の責任ある見解を見据えて生きていく!という事がますます大事とされる時代に入っています。

よき提案を心がけて行きたいです。

本年もどうぞよろしくお願いします!!

投稿: meena | 2010/01/09 14:25

meenaさん

そうですね~。住まい手さんの「おもい」みたいなものは見えますね~。
そんないいものを発見すると嬉しくなりますよね。

この仕事を続けていて感じることは、
責任を持った方はきちんとした情報が届くようになっているのかしら?と。心がけか、う~ん…生きる姿勢といいますか。

私も常に勉強してよき提案を心がけていきたいなと思います。
是非是非、良いものを残して参りましょう。
「自然派志向・本物志向ネットワーク」再開!

こちらこそ、本年もよろしくお願いいたします。
温泉もね!

投稿: 多田祐子 | 2010/01/10 16:35

>「自然派志向・本物志向ネットワーク」再開!
ぜひぜひ、、再開しましょう!

もちろん、温泉も行きましょうsmile

投稿: meena | 2010/01/11 23:05

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 箱根より あけましておめでとうございます。 | トップページ | 誇り高き日本文化 »