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2010/01/20

風土と街並み

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今日は少し難い話を。

18日(月)の日経新聞に

あるハウスメーカーが中国とロシアに進出するという記事が出ていた。すでに中国都心部のマンション事業を行なっているメーカーもある。

現在、日本での住宅着工件数は非常に少ない。2006年の60%ちょっと。これも確認申請の数であるので実際はもっと少ないのだろう。

そこで経済の勢いのある国や需要見込の大きい国へ着眼するのはまあわからないこともない。

 

 

 

しかし、例えば中国へ旅行してもロシアに旅行しても現在の日本と同じような街並みに出会う可能性があると思うと、私としては悲しい限りだ。

 

確かに日本の技術力は高い。建築に限ったことではないけれど。

海外を旅行すると(大半は建築探訪の旅)工事現場にも無意識に惹きつけられ、しばし見学してしまうのだけど、

恐ろしくこわい。

私は日本人で良かったと思う第二の時。(一番目はお寿司を食べる時)多分現場監理などおっかなくて出来ない。中国人だったら絶対に建築は仕事としていないだろうなどと思ったものだ。実際に工事中の事故は大変多いという。

 

さらに地震国である日本で設計をしており、感覚的に構造などはとても脆弱に見えてしまう。

 

地震国である日本。

木造をはじめとして様々な技術が切磋琢磨されているのでからその技術をサービスするのは素晴らしく、誇らしいことだと思う。グローバリゼーション。

しかし、私的に風景など想像するとあまりにも悲しい。

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一昨年、北京に行った時、村はずれにある中国古来からある住宅を見た。その街並みは美しく、そのフォルムも乾燥と寒さ、そして黄砂の舞い上がる風土にとてもなじんでいたものだ。日常の中の美しさは素晴らしいもの。

 

そこに、ポツポツと現れるおなじみの建物が現れるとなると…

 

あとはもう

風土に合った質の高いデザインを提供してくれるよう願うばかりである。

それかもしくは…

まだロシアには行ったことがないので

早速、旅に出るか?寒そうだけど^^

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