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2009/11/25

日本人らしい尺度と柔軟性

Pb234881

11月21日~23日の連休中に「北鎌倉の家」の完成見学会を行ないました。

22日だけはパラパラと小雨模様でしたが、お天気にも恵まれ、とても充実した3日間となりました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました。

接客業に不慣れな私は、大勢のお客さまに対応しきれていたか…と少々心配しています。

 

最終日の夕方に建て主さん(ご夫妻)がお見えになり、お茶菓子とお茶の差し入れをしてくださって。茶室で第一号のお茶会です(わたしが数えていいのか?)

あたたかな夕日に照らされた茶室で甘いお菓子を頂きがら、世間話。3日間の疲れがすっと吹き飛んだような。

3畳の畳に4人。この程よい距離感は絶妙。

おそらくここにテーブルという物体が存在したらきっとこの絶妙な距離感は感じなかったはず……。

 

畳はヒューマンスケールでフレキシブルだと感じさせる時間と空間。(おっと、カタカナを使うとちょっと意味合いが変わってくる)

「畳は日本人らしい尺度であり柔軟性に富む」

と言ったほうが伝わるかな。

 

日常の中の非日常はある程度の緊張感と気分転換という意味では、心にも身体にもとてもよいのですね~。

 

 

むかしむかし、私が少女だった頃はだいたいの家には「お座敷」というものがあって非日常な行事が月に数回はあったもの……

この行事は子供の頃とても緊張する時間。お茶の出し方、ごあいさつの仕方や大人の話に首をつっこんではいけない?(つまり大人しくじっとしていること)などはこういった時に覚えたような。

人とのおつきあいの仕方、しきたりや作法などを身体で覚えくには格好の教材でありその舞台がお座敷やお茶室だったのかもしれません。

「とっさの事態にどう対応するか?」などという応用問題ではかなり鍛えられるはず。

家具で距離や居場所を決められてしまわない分、人との程よい距離のとり方や柔軟性は畳の上のほうが自然に身につくのでしょうか。

新入社員研修はぜひ畳の上で!な~んてね^^

「お座敷」の意味合いが変わっていそうだけど…

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北鎌倉の家」カテゴリの記事

コメント

うん、ウン!!!
(大きくうなずく!)

こういった日常が消え去ってしまった現代に日本人の心を問うほうが難しいと思う。

家にはたたみの部屋も無く、土足でご飯を食べ、ベッドに寝る。

座敷に入る緊張感を今思い出したわ。

子供の頃のお客様との接し方には、ちょっと背伸びした、まだ遠い大人の世界があった。

大人になってもご挨拶できない人種が増えている現在、こういった家庭の努力も必要なのだと痛感した。

「畳は日本人らしい尺度であり柔軟性に富む」←かなり重要なキーワード!!!

投稿: meena | 2009/11/25 13:27

meenaさん

大きいうなずきありがとう!

子供の頃って「なんでこんな決まりごとがあるのだろう…」などと思っていたけど

今この歳になって「大切なことだったのか」と思うようになってね、、、

住宅を作っていなかったらこんなこと気づかなかったかもしれない…恐ろしい。。。とも感じています。

日本の文化と日本人の精神がなくなってしまったということをこの仕事(家をつくるということ)を通して垣間見ているんだな~と思うと悲しくなったりしますが。

心の中では、
ゲリラ的に、じわじわと復活させていこうかと。。。うふふふふ。力を貸してくださいな。

投稿: 多田祐子 | 2009/11/26 10:12

ぜひぜひ~~!ゲリラ的にの参加希望!!

投稿: meena | 2009/11/26 14:18

meenaさん

ラジャー!
では、早速作戦会議をしましょう~。
畳のある温泉で。。。
まったりとですかね~^^

投稿: 多田祐子 | 2009/11/26 19:07

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