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2009/10/31

きもち濃く でわかる日本人

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リビングの巨大なオブジェである壁の左官工事。

左官屋さんに見本をいくつも作ってもらい

最終的に「もうちょっと…きもち濃くかな~」と指示したら

見本に現場監督のメモが「きもち濃く」

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塗りこむパターンや他のものとの取り合いの納め方など

もろもろ細かいところも指示を出したくて朝から現場へ。

まず、色から。

ここの現場は鎌倉岩という砂岩の層があり、掘削(土を掘り起こす)

した時に出てきたので、その砂岩もブレンドしてある。

さらにワラスサや色土やらを入れてまぜまぜ。

「きもち濃く」 の出来上がり。

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塗り始め。

左「パターンはこんな感じでいいっすか?」

祐「ん~、もうっちょっとざっくりかな」

など、かなりアバウトな指示で試行錯誤する。ほんの数ミリの違いで表面の仕上がり具合が違うので右脳はフル回転。

祐「がさっとざっくりね」(昔から擬態語が多い)

左「こう?」

祐「そうそう、これこれ、これでお願いします」

左「わかりやした」

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ここで大先生登場。

細かい納まりを指示。

左「こういう具合ですか」

大「ん~、気持ち細く」

左「こんなかんじっすか?」

大「そうそう、これこれ、これでお願い」

左「わかりやした」

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かなり簡単に決まっているようだけど、構想からいれると数年。

職人と考え始めて数ヶ月かかっている。

    

上からのぞいて見る(空を飛んでいるのではないですよ^^)

方向性がきまったら早い。早い。

難しいことばかり言い続けていたけど、文句ひとつなく

さらにいろいろとアイディアも出してくれたりして

やっと出来上がった。

  

このようにアバウトな感覚は日本人独特の感性。

最終的には皆のイメージが合って

きちんと想像したとおりに出来るわけだから素晴らしい。

毎回感動してじわっとくるもの。

 

こんな素晴らしい日本人の感性をぜひとも存続させたいと

考えているところ^^

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北鎌倉の家」カテゴリの記事

コメント

お久しぶりです。
高橋です。

現在、仕事で群馬と東京を行き来しながら旅館(家内の実家)を手伝っています。

「飲食店ではなく、お家を建てては?」と言われたことを思い出します。

来年、新しい会社を設立予定です。
旅館隣りに、1Fカフェ、2F事務所兼自宅を作りたいので相談に乗って貰えませんか。

投稿: 高橋 | 2009/11/01 01:47

高橋さま

ご無沙汰しております。
お元気なご様子。なによりです。

はて?そんなことを申しておりましたとは。
直感でしょうか(笑)

カフェ&事務所兼自宅ですね。
得意分野のなでまかしてください!

近い将来の夢
お伺いしますのを楽しみにしております。

投稿: 多田祐子 | 2009/11/04 06:28

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