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2009/10/07

日本人のセンス

Photo

6日 北鎌倉の現場へ。先週息子の急な用事で行けなかったので随分進んでいるのを感じつつ。途中経過を逃したのが惜しかった~などと思ったりして。

写真はその見れなかったアイアン(鉄)の手摺の現場溶接のシーン。見たかった……

この日はタイル屋さんと左官さんと塗装屋さんと電気屋さんと大工さんと打ち合わせ。

 

 

タイル屋さんとはこの建物のひとつの見せ場である玄関の石の割付けを決める。こういったのは夫が得意。サクサク終わる。

 

塗装屋さんとは塗料の色の調整をする。最初は職人さんに調合してもらっていたのだけど、話を進めるウチについつい自分の世界に入り込んでしまう。

最後にはあーでもない、こーでもないとずうずうしくも筆?(刷毛かな)をとって(奪って)実演タイム。こういうときは正座をしてしまうのはなぜかしら。

絵の具を混ぜて色を作って遊んだ少女の頃とあまり変わっていないかも。花びらで色水もよく作りませんでしたか?女子っぽいあそびでしょ^^

たかが色なんだけど、この微妙な違いが全体の印象を決めてしまうので細心の注意が必要。

 

左官さんとは今回は室内の一角にあるムニュっとした壁にこの土地の地下を掘った時に出てきた鎌倉砂岩をまぜながら、ムニュっと仕上げる作戦を考える。

左官の仕上がり具合は図面や言葉では表せない。そこが左官の面白さであるのだけど、どうしても自分の中にあるムニュを実現させたくて、アトリエに戻り、左官のカリスマ原田進さんにまでずうずうしくもあれやこれやと聞いてしまった。

 

 

こないだの講演でも少しお話したのだけど、このような微妙な仕上げや納まりを表現できる技術や感性は日本人独特のもの。師匠の背中を見て覚えていくというものだから。

私の仕事はこの日本人の感性の素晴らしさを現場でまぶしいくらいに体験する。とてもありがたいこと。胸がじーんとする。

たくさんの人とこのじーんを共有したいな~といつも思っていて。どうやって伝えようか?今作戦を考えている。うふふ、私の背中を見せるしかないかも?(ぶっぶーって言われそう)

Photo_3

鉄は熱いうちに打てだしね^^

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