« 音と記憶 | トップページ | 大きなテーブルで大きな幸せを »

2009/10/14

ワインも建築も ミクロクリマ

Pa064490

フランス語を勉強し始めてよかった~と思うことは、芸術や文化そして食にまつわる本を読んでいて随所に出てくるフランス語の微妙なニュアンスがわかるようになったこと。

図書館のフランスの旅や美術系の棚を読みつくしたので、食やワインの棚へ。

ソムリエの田崎真也さんの本を読んでいるとワインづくりの繊細さと建築の繊細さの共通点をみつけてちょっと感動。

 

 

ワインの善し悪しは製法云々よりもむしろブドウの出来に大きく左右されるという。

そしてそのブドウの善し悪しを左右するもののひとつが「微小気候」だそうだ。

おおー、これはついこの間「丸の内朝大学」でお話をした内容ではないか!と思って。

今度から田崎さんのブドウの話も取り入れよう。

 

私の場合「微気候」と言っているのだけど、

敷地には独特の風の通り方、光の入り方がある。周りが斜面なのか、平地なのか、近くに川があるのかなどで微妙な空気があるんですね。

ブドウの場合はブドウ畑。

ブドウの出来はその畑ごとに違い、ワインの出来にも大きな違いが出るという。

敷地によってブドウの出来が違うということは、人間も生き物であるのだから微気候によって人間の出来が変わってくるはず…な~んて

人間の出来はその他いろいろな要因があるので難しい分析になりそうだけど^^

 

私達の仕事の一番大きなところはこの微気候をしっかりと読み取り、そこにふさわしい建築を設計すること。

デザインばかりを考えているわけではないということ。

 

先日受講した、一級建築士の定期講習のなかで

建築家はデザインだけを考えているのではないということを世の中にしっかりと伝えなければなりません。

と仙田満さんも講義されていました。

|

« 音と記憶 | トップページ | 大きなテーブルで大きな幸せを »

建築ウンチク」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 音と記憶 | トップページ | 大きなテーブルで大きな幸せを »