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2009/07/17

美しさの裏に忍耐の文字あり

P1010010

パソコンの中の資料を整理していると懐かしい写真が沢山でてきました。

この写真はまだ事務所が生まれたばかりのころの作品。

 

この木製建具は約7mありますが、両側にすべて引き込むことが出来ます。

F0103_2

全部開けるとこんな感じ。

この感じ、木製建具ならではの美しさなのです。

さて木製サッシの欠点は隙間風が第一に挙げられるでしょう。

さらに木は生きていますから息をするたびに膨らんだり

痩せたりします。

美しくあるためには少々の忍耐が必要なようです。

  

この建具は茅ヶ崎の建具屋・小川さんに作ってもらいました。

設計の中では扉一枚、一枚デザインします。

障子の桟のピッチまで決めます。

このお話は今まで多くのクライアントを驚かせ

今ではちょっとした小話風に。

  

小川さんの工房には夫と通いつめました。

おがくずだらけになりながら原寸で検討します。

鈴虫やカブトムシになった気分。

奥様の出してくださるお茶とお饅頭がとても美味しい。

 

昔ながらの商店の佇まい。

正面から入ることはありませんでしたが(なぜ?いつも裏口から…)

正面たたきにはハーレーのサイドカーが!

そのサイドカー

小川さんの作る建具の美しさに通じるところあり。

 

F0102

建具は日本の美学であります。

その繊細なディテールがすすっと動く時、

空間が粋なものに変身します。

美しさには裏窓があるのです^^

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