« 笑顔をありがとう | トップページ | 連続のなかの断片 »

2008/09/10

時を超へて

P1013077

今日は現場に椅子とテーブルを置いて頂いて、なんとも落ち着いた定例であった。

そんな定例は昔、会社に居た頃を思い出させる。15年前、現場でこうやって夫と並んで座ったこともあったのだけど…その時は全くのアカの他人だった。「多田さん」って呼んでいたもの。今はもちろん「多田さん」とは呼ばない。

こうして座って打ち合わせをしているとなんだか妙な感じがする。作業服も着ていないし、ヘルメットの社名も違うのだけど。もちろん二人とも同じように年も取った。そうそう、その時のお弁当代の500円まだ「多田さん」に払っていないかも^^

大工工事もあと数日----

P1013072

今の大工さんともう会えなくなるのか~と思うと寂しい。改修工事の場合、当然想像どおりにものは運ばないので現場は忙しい。とくに大工さんの長年の智恵と勘は宝物となる。有難い。 

そして大工工事が終わる頃、さらにいろいろな職人さんが現場に入ることになる。タイル工事、キッチン工事、建具、家具など…タイルの割付で頭を使う季節がやってくる。

よくお客様に驚かれるのが「建具をデザインして作る」ことを伝えた時。私もこの仕事をしていなかったら「扉は選ぶもの」と思っていたに違いない。

扉の意匠は大事だと、吉村順三先生の図面をじーっとみていても感じる。吉村先生の場合、扉に限らずなんだけど。

日本家屋は間仕切りの文化であるので間仕切りが部屋の意匠の大半を占めていた。だからご年配の建具職人の多くは粋な方が多いのかなあとも思っている。

そしてそして!今回はソファを作成する。生地から選んでデザインしたので出来上がるのがとっても楽しみ。

さて、これからまた図面とにらめっこしますか。お夕食も何にしよう…どうも今生は「あらゆる物を作りだすこと」が私の使命のよう。

|

« 笑顔をありがとう | トップページ | 連続のなかの断片 »

雄三通りの家」カテゴリの記事

コメント

建築という大きな箱をデザインすると、
今度はそこに収める小物も、、、。
そういう能力をマリーは持っている。
どんどんやるといい。建物からスプーンまで。
ソファーは楽しみだ。完成したら、アップしてな。


投稿: いさら | 2008/09/10 17:23

いさらさま

とっても嬉しいお言葉ありがとうございます。
お調子者ですので、どんどんやってみますね。
スプーンまでということで、昨日は一日中スプーンにばかり目がいく始末。
かなりやる気です。面白そう!

今回のソファーはインテリアにとけこんだ艶と知性を持つ「際」のデザインとなっています。
出来上がったらすぐさまアップします!
イメージのなかで座っていただき、オンザロックなど如何でしょう^^

マリー

投稿: マリー | 2008/09/12 09:07

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 笑顔をありがとう | トップページ | 連続のなかの断片 »