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2008/08/03

Reconstruction work

Oldnew_2

Reconstruction work 

改修工事の面白さは果てしない…

設計の段階では一番意匠的に融通がきかない場面を想定し、デザインを練る。それが現場で融通がきく方向に答えがでると、いろいろなアイディアが広がる。

但し、現場は常に進んでいくので瞬時に判断しなくてはならない。

この判断は最終的には直感。但し、その前のの左脳で積み重ねた理論があってのことだけど。

反対に、

想像を絶するものも出てくる。そういった時もまた瞬時の判断が必要になってくる。

この状態で最善を尽くしよいものにしていくにはどうしたらよいか。

いろいろな人々のアイディアが折り重なって出来ていく。それは丹念に織り込まれた織物のようなもの。たくさんの魂が織り込まれた織物。

現場でも50年前のものと今のものが折り重なって新しいものに形成されていく。

古いものと新しいもの----

そのつなぎめが「今」なのである。

 

建築の世界は経験が大事なのだとずっしりと心に響く今日この頃。

日々の小さな「ハタラキ」が自分のなかで大きくそして強くなっていき、それが熟成されているのがわかる。

点が集まり線となって……

面、そして空間になる。

今この瞬間に

自分にしかできない美しい人生の織物を織っていきたいとそう思う。

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コメント

お久しぶりです! 私もBlogはじめました。今、左官職人さんと建築についてちょっと調べごとをしています。多田さんにもお聞きしたいな~と思って。改築工事はどこですか? すごいお宅でびっくり。良い仕事をしているな~。絆を作る建築家ですね。近々また、お会いしたいです!

投稿: クロチャン | 2008/08/10 10:50

クロチャンさま

ご無沙汰しております!お元気でいらっしゃいますか?エジプト大使館でのパーティでお会いして以来ですね~。
左官について。建築の中でもとても好きなカテゴリーなのでぜひぜひ。今、設計中で左官に力を入れる予定の作品もありますよ。
この改修工事はですね……大きいです~。職人さんもわんさかいます。そのぶんやりがいがあります。後程メールいたします。
おかげさまで素敵なお客様との出会いが多く「良い仕事」をさせてもらっています。
「粋な建築家」なにより嬉しいお言葉。
ありがとうございます。

投稿: 多田祐子 | 2008/08/11 08:46

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