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2008/07/25

不完全の中の美しさ

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仕事がいそがしかったり、やること(やらなくてはならないかな…)がたくさんあると

…ついつい他のことがしたくなります。

模型の写真を撮影して、それをPhotoshopなどで加工していると…「あーこれも面白そう」などと言いながら、いろいろな写真を加工してみたくなりかなり脱線してしまいます。

最近は仕事でしか写真を撮っていないなあ~と思いながら、現場の写真を加工して。

この写真を見ていてつくづく思うのは、現場を見る度にふと「美しい」と感じてしまうこと。

その心はなんなのだろうね~と学生時代から友人たちとずぅっと考えていて

そう

「不完全な美しさ」なのだと最近自分の中のある結論に達したのです。

完全な美は長い時間接していると飽きが来たリします。それは可能性、つまり想像する・考える脳を持っている人間にとっては「想像する自由」が少なくなるからではないかな~と。

言葉に表そうとすると一冊の本くらいの文章になってしまうので、例えばね…

 

 

 

 

 建築学科の学生時代、横浜の瀟洒な珈琲専門店でアルバイトしていたことがあって

 そこはフランス・パリでいえばサロンのような著名な文化人や芸術家が日々ゆっくりとした時間が流れる場所

 私はサイフォンでコポコポと珈琲を沸かしながらそのエスプリなど堪能しつつ…

 そんなある日のことその中のおひとりの画家の方にこういわれたことがあるのです。

 「君くらいの不均衡さがある顔の女性は美しいと僕はそう思う。完全な美人はつまらないからね」と。

 なるほど、私は完全な美人ではないのか、とその時そちら側の意識が妙に納得してしまったのだけど^^

あらら、例えにならなかったかしらん。

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美について考えること」カテゴリの記事

コメント

好きなテーマですよ。もともと、人間は
不完全なもの。でも、完全を求めてがんばる。
結果は不完全であったり。
きっと設計の世界はいつも完全なものをありき、なのでしょうね。施主の立場があるので。

でも、バランスの良い不完全はなにかホット
しますね。なぜでしょうね。風が流れるから
ですか?

投稿: isara | 2008/07/27 08:39

isaraさま

デザインにかかわるとこのテーマには行き着いてしまうようですね。
そうなんです。不完全な人間は完全を求める。
でも、やっぱり不完全。
そこが苦しいけれど、楽しかったり。

設計の世界では今はガチガチの「完全」の方向にシフトしており
面白みのない世界になりつつあります。
しかし私は今後も面白いものしか創りませんよ~。創れませんか?

バランスの良い不完全
よい言葉ですね。
風……そうですね、、、
風がながれ…そこには美味しい空気に満たされているのでしょう。
そしてそれ単体ではなく、どこかで何かに繋がっていて繋がることによってまた程よいバランスをとっているのかなとも。

ご近所でビールを(しかもえびすを!)頂けるのもそういうことでしょうか^^
うらやましい!

投稿: 多田祐子 | 2008/07/28 15:57

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