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2008/06/19

運命~ガストンとわたし~

 

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 大学4年の春、卒業設計のテーマを本気で決めなくてはいけない頃のこと。

 いろいろなテーマを試行錯誤して吟味し、検討していく中。

 その時の研究室の助手の方に「君はこの本を読むとよいと思うよ」と渡された一冊の本。「その本は絶版で僕の大切なものだから必ず返してね」と注意事項があり。

 ガストン・バシュラールの「空間の詩学」

 実はこの本の出会いが今の私の建築を形成していると思っている。

 その時点から哲学や心理学を独学し始め、というよりのめり込んでいったのだけど、その当時の資料を読み返してみると、今の自分自身のあり方までをも形成しているだと改めて感じるのである。

 実はその絶版だった本も、今ではアマゾンなどで簡単に手に入るようになったので私も今手元にあるのだけれど…便利なんだけど、お手軽さがなんだか寂しくもあり…乙女心は複雑^^

 もう一度自分の建築史というものを改めてみようと思い「夏の自由研究」を再開。

 卒業設計の時にはいわゆる「カタチ」にまで及ばなかった「あるもの」が今ではいろいろな「カタチ」として残させていただいていること、

 そしてその「カタチ」を違った視点から見ること、

 自分の建築を再考することも随分と面白い。

 他の分野の本を読んでいても「ガストン・バシュラール」とは度々出会う。そして出会うたびにキャーっと感動する。(ガストンは私にとってキムタクや玉木クンのようなものなのか?)

 ということでぜひ原書で読んでみたいのであるよ~。

 フランス語がんばろー!

 

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