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2008/02/04

春の色

P1012452

 10日ほど前のこと、いつもの花屋さんに花を買いに行ったところ、とても込んでいて30分程店内の花を見て楽しんでおりました。

 その前の日に近所スーパーマーケットで「桜」を発見していたので、では「桜」の枝物で何か春を表現しようかしら…などと考えるのもとても楽しいひと時です。

 私の順番(一番最後だったのですが)になり、桜の枝を二本程選ぼうとしましたところ、店員さんが「お待たせしましたのでこちらを束でお持ちください」と。

 ということで1mある桜の枝の束とフリージアやオリエンタルリリーなど一抱えもあるお花を家まで持ち帰りました。

 その桜の束、ちらちらと花は咲いていたものの、ここのところの寒さでしばし沈黙の様子。

 それが今日ふと見てみると沢山の芽が「若菜色」に芽吹いているではありませんか。

 「桜色」の美しさはこの「若菜色」とのハーモニー(調和)から来ているものだと、昨日、雪の降る窓辺にてこの桜の束をじっと観察し気づいたのでした。

 立春ですね。

 今日は富士山が純白。澄み渡る青い空とのコントラストがとても美しくて。

 そして家の中には、「菜の花色」のフリージアがあり、時々ふと香るそのやさしい香りに春の訪れを感じます。

 君がため春の野に出でて若菜摘むわがころもでに雪は降りつつ

                        光孝天皇「古今和歌集」

 を思い出しました。

 

 

 

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庭のこと」カテゴリの記事

コメント

いやいや、その和歌はおれが一番好きな歌。
立春を過ぎ、寒い中にも、土の中は春の準備
で温度が上昇しているみたいですね。
梅が咲き、すこしずつ冬から春へ。
一番いい季節がはじまります。

投稿: isara | 2008/02/05 18:58

isaraさま

isaraさんもこの和歌がお好きなのですね。
実は私もこの和歌、女学校の頃からずっと好きなのです。
寒い時に、じんと心が暖かくなる和歌ですね。

今年は寒いですね。今日も雪がちらちらと…どうぞ長引くお風邪が早く治りますように。ご自愛くださいませ。

昨日、茅ヶ崎のギャラリーで偶然キリムに魅了され、また織物で感性を試してみたくなりました。
暖かいほうの?アトリエにおじゃまします!

投稿: マリー | 2008/02/06 17:43

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