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2007/10/04

長編小説の本を閉じる時は…

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 昨日は鎌倉の住宅のお引き渡しの日でした。そして雑誌社に送る資料の為に建物のコンセプトやクライアントの要望をどのように建築的に解決したかなどをまとめる作業も終えたところでした。

 竣工し、鍵がお客様の手に渡る時、いつも私の脳裏には卒業式の卒業証書授与のイメージが浮かび上がります。

 

 お客様とお会いして夢の住まいをカタチとしてこの日が来るまで約一年かかります。この鎌倉の住宅は一年三ヶ月の歳月が流れました。その間に下の息子が一年生になり私達の生活スタイルも変わりました。(お迎えの呪縛がなくなりました)夫は2つ歳を取りました。

 このようなながいなが~いお話の最後のページが近づくと、私は夜眠れなくなります。なにか落としているところはないか…、夜中にふと目が覚めてしまいます。

 昨日の夕方、今回の本をパタンと閉じた時、長編小説を読んだ後のような不思議な感じが余韻として残りました。

 そして……今日は一日、今まで寝なかった時間を埋め合わすかのように眠りました。(最近こうなることがわかってお引き渡しの次の日は予定を入れません)やっと起きてコーヒーをお気に入りのカップで飲みながら、この文章を書いています。

 私の心の中に、いくつもの長編小説が出来ていくのがとても楽しみです。そしてその長編小説には続編が出てきたりと。また続編を考えるのも楽しみです。

 お客様をはじめ沢山の方々に支えられて、みなさんのお気持ちがひとつになって出来るものは本当に素晴らしいと毎回感謝の気持ちでいっぱいになるのでした。

 みなさま、ありがとうございました。

 

 

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