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2007/04/02

環境と感性と

Ts350464

3月31日の年度末に30日にオープンしたTokyo Midtownに行ってきました。

私達の目的は建築家・安藤忠雄氏の作品である21_21 DESIGN SIGHTの建物を見ることとその中で行われている「安藤忠雄 2006年の現場 悪戦苦闘」の展示会を見ること、そしてオープン記念として行われた「安藤忠雄 基調講演」を聴きに行くこと。この3点。

私の場合、学生時代によく教室で安藤氏がスライドで講演するのを聞いたり、GAギャラリーでお話を聞いたりしており(それが授業だったと思う)おおよそ20年前くらいから安藤氏の話を聞く機会が多かったのです。その後もよくいろいろな建築家の講演会は聞きに行っていたのですが、ここのところ忙しさや子育てなどで機会をつかめず、講演会は10年ぶりでした。

最初は21_21 に建築見学に行ったところ・・・安藤さんはサインをしていました。私もサイン欲しいな~。と思っていると夫にサインもらってくれば?と言われ、もらった~、と言って帰ってくると、こういうのもミーハーか?、と。ミーハーでいいじゃない~。ということで「tada yuko」って名前入りだもんね。次は、お友達になりたいのだけど~というと「・・・」。

安藤さんの講演会の面白さっていろいろあって、自分の建築の素晴らしさをわざわざ難しい言葉を使って懇々と話すのではなく、いつもの会話の中で出てくる言葉を使ってものすごく大事なことをお話されることにひとつあると思っている。これはとっても簡単そうで実は難しいこと。

今回は環境の話、日本の文化的レベルの話、そして感性の話がメインでした。

環境の話はもちろんアル・ゴアさんが出てきました。10年前に植樹したハゲヤマだった島が緑で覆われている実際を投げかけ「やればできること」。イタリアの改装についてのお話では日本のスクラップアンドビルドという文化との違い、「何が大切か」という問いかけ。

そしてなんといっても日本の文化レベルの低さをなんとかせねばならないということ。そう、それは日本人の感性の問題。

この「感性」は「好奇心」が作るものであると。だから感性を磨くためには「行動力」が必要だし、「勉強」することは必要不可欠。江戸時代までは日本人は感性豊かであった。と。そして仕事というものはそんなに簡単ではないということ。

感性を磨くことはある意味「自分との戦い」だと私自身は日頃から思っています。感性は自分で見つけるものであって教えられるものではない。と。ただしいろいろなものを自分の目を見開いて(私の場合は開きすぎ?だと言われます・・・タダ目が大きいだけ)見て触れて時には聞いてとことんまで考える「自分はどう感じるか、じぶんだっったらどうするか」そういった自己トレーニングはとても大事だと思います。そのための知識は常に勉強なのですね~。

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コメント

感性=好奇心、といっていただけると、救われますね。
クリエイティヴな仕事をする人にとって、特に「偏執的
、、変質的ではなく、好奇心」は不可欠と思います。
私はどちらかというと「変質的」なのでこまっています。

投稿: 桜男 | 2007/04/03 03:35

桜男さま

実は安藤さんの講演会を聞きに行く理由は私もこの「救われる気持ち」があるからです。

仰るとおり、クリエイティブな職業の場合、偏執的なものは不可欠ですね。日本の社会でそれを維持することは大変難しいようですが・・・「○○と天才は紙一重」と私のようにお医者様に言われたらもうこの道を歩むしかないようです(笑)

桜男さんの好奇心は並々ならぬもの。偏執的なものが変質することでさらに強靭な偏執的に昇華しているのではないかと。

今度サイン会はないのですか(笑)

投稿: 祐子 | 2007/04/03 09:21

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