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2006/04/30

壁を乗り越えるか回り道するか・・・

いつも思うのですが。
「人生の壁」について。

つらいことを乗り越える時、
つらいと思って乗り越えるか、
それを「挑戦」と思って挑むかで
達成した時の満足度が違うことに気づき始めました。

つらいと思って乗り越える時、
その方法はひとつしかないように感じます。
そしてどんどんつらい選択をしてしまいがちです。

しかし「挑戦」と思って乗り越える時、
幾つかの方法を考えたりしませんか。
そして一番よいであろう方法を選択します。

壁にぶちあたったら超えるしかないのではなく、
回り道をすればどこかに扉があるかもしれない。
そんなことを考える私は本当にのんびりとしているのかもしれません。

人生の回り道、結構楽しいものです。
人生は絵を描くことと似てると思います。
絵が上手、下手は技術ではなく「ものの見方」です。
そして画いている時が一番楽しい。

人生も見方によって良くも悪くもなります。
自分の人生。
今この瞬間を大切にしていきたいものです。

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2006/04/26

脳の仕組みと間取りの関係

先日、授業参観で面白いことに気づきました。
それは、「マインドマップを使って考える。」という手法。
担任の先生が使われていた言葉は違ったのですが、
イメージを時系列ではなく、まるで絵のように
紙面に表現していくという方法です。

マインドマップは実はエスキースを行う際に使用します。
プランを考える時、トレペ(トレーシングペーパー)に
いろいろな建築言語やクライアントの要望を散りばめます。
そして具体的な空間を絵などで表しながら創り上げていきます。

実はここで実際に紙と鉛筆で手を動かして
かなり創造力を発揮させます。
そして図面という形になるまでに
何度もトライアンドエラーを繰り返します。
このようにしてやっと一般的に言います「間取り」が出来上がります。

あたりまえのように「マインドマップ」を使っていましたが、
日常の些細なことにも使えるということを知り、
大変興味を覚えました。
マインドマップをマスターされたい方は
「ザ・マインドマップ」がオススメの書です。

私達の学校の時代はノートは時系列でとることが当たり前でした。
しかし、頭の考える仕組みは時系列には出来ていない。
そうだと確かに思います。
時系列で発想していては建築は出来ません(笑)

人間は3次元の中で生きています。
3次元で考えたほうが脳も有効に使えそうです。
脳も立体ですから・・・ね。

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2006/04/25

芽吹きの季節

桜もすっかり葉桜となりました。
先日は藤の花がたわわに咲いているのを発見しまして
時のうつろいとは本当に早いものだと感じております。
このように素晴らしい四季の恵みがあるというとには
本当に感謝してしまいます。

この四季、実は人間にもあるようです。
大きくみると人生の四季。
そして、一年の四季もあるようです。

4月は何かにチャレンジしたくなりませんか?
暖かくなり、人々が街に繰り出しにぎわいはじめます。
自分の中からエネルギーのようなものが湧き出るような。
そんな気持ちになる方も多いのではないでしょうか。

私自身も4月には毎年なにかにチャレンジしはじめます。
今年は公私共にいろいろなものにトライしていきます。
自分を磨くことを行いはじめると
いろいろなシンクロニシティが生じます。

私が数年前にある大切な友人から教えられたこと。
「誰かがやってくれると思っているうちはだれも助けてくれない。」と。
このように私のまわりにはするどいことを言ってくれる女性が多く(笑)
最初は凹みますがのちのちではいつも感謝しています。

この「誰かがやってくれる」のではなく、
「まず自分から行動する」に習慣を変えた頃より、
沢山の方々が自然と協力してくださるようになりました。
天のサポートを受けているなあと涙することもあります。

つまりギブ アンド テイクの発想を越え、
ギブ アンド ギブ で大きなものを作り出す。
そのような発想です。

「与える」ということは素晴らしいことだと思います。
それは物質的なものだけではなく、
ちょっとした笑顔やあさのあいさつ、
そして「ありがとう」という感謝の気持ちからはじまるような気がします。

新緑のこの季節。
さわやかな気持ちで日常のささやかな習慣を変えてみませんか?
努力するあなたのもとに天のサポートが訪れ、
素晴らしいシンクロニシティに出会いますように。
そして新しい芽が芽吹きますように。

Tensweet

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2006/04/20

美は一日にしてならず。

「こいさん、頼むわ。ー。」
鏡の中で廊下からうしろへはいって来た妙子を見ると、
自分で襟を塗りかけていた刷毛を渡して、そちらは見ずに、
目の前に映っている長襦袢姿の・・・・

「細雪」の冒頭である。
私が著者である谷崎潤一郎ワールドに惹かれていった最初の本。
セーラー服姿の女学生時代に幾度も読み親しんだ本。
谷崎氏の繊細な感性。特に美意識は素晴らしく面白みがある。

建築の世界では谷崎氏の著書といえば「陰翳礼賛」

かなり住宅でもこだわりがあった様子で自分の自宅でも
いろいろと自分の気に入るように手を加えている。
その悩んでいるところが昔も今も変わらないのかと。
日本文化の良さと利便性の相容れないじれったさ。

特にこだわっていたのが障子紙の美しさと厠のあり方、
そして女性の美しさ。

日本でいう建築の美しさとは
かつての日本女性の美しさと通じるものがある。
弱々しそうで実は底力があり、
清楚でありながら妖艶なところがあり、
従順そうでありながら実は気丈であったような。

また、谷崎氏は大変な美食家でもあったらしい。
すべてのものを「美」という角度から捉える審美眼。
私の「美」に対するスタンスはかなり影響されているだろう。

建築も女性もいつまでも美しくありたい。
それには日々のメンテナンスが大事。
自分の顔や歯を毎日磨くのとおなじように
建築にも同じようにメンテナンスをし、
時には髪型やお化粧を変えるように
インテリアを変えたり、花を添えたりするといい。

お金をかける必要はない。
心を込めて手間をかけてやることが必要。
ほっておくのはかわいそうである。

美は一日にしてならず。

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2006/04/19

オーラのヴェール

先日妹が結婚しました。
離れて暮らしているせいか、歳が離れているせいか
いつまでも子供のように感じていましたが、
偶然に会場の廊下で彼女に出会った時「大人の女性」を感じました。

ういういしさと輝きを兼ね備えるスペシャルな美しい姿は
幸せな花嫁さんの象徴でしょうか。
いつもおしゃれな彼女ではあるのですが
それとは違ったオーラのヴェールをまとっていました。

人間の感覚とは不思議なもので、
その人の雰囲気を読み取ることが多いですね。
なんだか明るくなったような気がする。ですとか、
疲れているのかなとか。

私も今回暫くぶりに会った親戚の方々から、
「ゆうこちゃん、えらい、おおきゅうなったね~。」
(ゆうこちゃん、随分、背がたかくなった。)
といわれました。

もうすぐ40に届く女性が背が伸びるはずもなく、
よーーーく考えてみると、「姿勢」が良くなったのかなと。
またここのところ、いろいろな式典やパーティ・講演等に出る機会が多く
大勢の前に立つという訓練をしていた為、
私もある種のオーラのヴェールをまとっていたのかもしれません。

これからも素敵なオーラのヴェールをまとい続けて
素敵に歳を重ねていきたいと思う今日この頃です。

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2006/04/13

自分を認めてもらうこと。

女性で建築家として働いてきたこと。
20代半ばで結婚、出産し、資格習得
妻、母、女、そしてある種キャリアウーマンとして。

「歳をとったなあ」と思うのが、
「どうしたら先生のようにうまくやっていけるのですか。」
という質問を受けたとき。

すかさず「ご主人にご理解がおありなのね。」と仰る方。
確かに。一番理解してもらわなくてはならないひと。
そして裏返せば、一番理解してもらえないひと。

夫に理解してもらう方法。
私の経験ですが、
「結果」を見せるしかないといつもお答えします。
努力の過程や言葉で説明しても伝わりません。

「結果」とは、
お金・社会的地位・第三者よりの評価等・・・
そしてなによりこれらを受けた上での本人の「自信と謙虚さ」

実はこの「自信と謙虚さ」が大事だと思います。
仕事に対する姿勢はもちろんのこと
自分の人生に責任をもつことだと思っています。

そしてもうひとつ大切なことは、
夫をありのまま受け入れることではないかと思います。
女性とは本来受け入れる性質があります。
夫の素晴らしいところを見つけ感謝を伝えること。

私は男性社会で生きて来ました。
若いころはすべて同等でなくてはと意気込んでいました。
しかし、私は女性。
女性だから出来ることを結果として残していくことに意味を感じています。

女性であることは素晴らしいことです。
実はこのことを実感し始めたのはラテンダンスを始めてからです。
女性は女性らしく踊る。
自分の女性性が表現されている時が一番エネルギッシュなんだと
踊りを通して学びました。

自分を認めてもらうことは自分を知ることが前提かもしれません。

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2006/04/10

見直され始めた日本のホスピタリティ

昨日は講師を行っていました学校の卒業式でした。
横浜駅すぐの会場。
窓からはみなとみらいの街並みが素晴らしくパノラミックで
昔、横浜博覧会の中にみなとみらいの模型が展示されていたのを思い出しました。
人間の想像力とそれを実現させるパワーは凄いなと思いながら。

今日は自分達の作品の模型を展示して頂いてますギャラリーに出向きました。
色々な建築家の方の模型を拝見し、
またエネルギーを頂いた気がしてます。

街に出かけるとその時の旬なものをいろいろとリサーチする私ですが、
その一つに大きな書店の平積みの本をチェックすることがよくあります。
どういった人がどのような本を手にとっているか等をよく観察するのです。
ちょっとあやしいですけど。かなり?

それで先日目についたのは「ホスピタリティ」という言葉。
この言葉、今まではあまりメジャーではなかったと思います。
実はこの言葉、私のテーブルデコレートの基本の3つのひとつなのです。
「真心を込めておもてなしをする」と私は解釈しています。

このホスピタリティというもの。
実は日本人は得意だったはずなのです。

最近では家庭での躾がしっかりとされていない
核家族化で人との接点が薄くなっている
携帯電話やメールなどの発展に伴っている
その他いろいろな理由が混在しているかと思いますが、

ホスピタリティの本が取り上げられるということ
また、マニュアル化しているという現象は
良い方向に向かっているのではないのでしょうか。

ホスピタリティを言葉で表すのは難しい作業だと思います。
言葉使いや身だしなみ、姿勢や歩き方等。
マニュアルではあらわせない奥深さ。
人間と人間がアナログで接することで生じる思いやりや顔の表情。
これは実践あるのみです。

人間は楽なほうに向かっていきますので、
私もあらためて気を引き締めて参りたいと思います。

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2006/04/07

彼女のひとこと

ここのところ私の頭の中である思い出がくるくるとまわっています。
それは大学4年の晩夏のイタリア・ギリシアの旅のなか。
ディプロマ(卒業設計)を目前にして
私は女友達二人とバックパック旅行に出かけたのでした。

エアーのみの予約で宿からすべて現地調達。
イタリアのミラノから約2週間イタリアを巡り、
ギリシア・アテネへと移動しました。
アテネといえば「パルテノン神殿」

もちろん最初に足を運びました。
ちょうどお昼くらいだったと思います。
あまりの偉大さに圧倒されひたすらカメラアングルを探す私。
そこで2週間寝食を共にした彼女から言われたひとこと。

「ゆうちゃんは、今この瞬間の美しさだけに感動してる。
 私は違う。歴史に感動している。」と。

これは大変私をノックアウトしました。
自分の審美眼の浅はかさに愕然としました。
未だに言われた時の天気や状況、さらにほほにあたる風も覚えています。

この夜「パルテノン神殿」のライトアップショウを見にいきました。
隣の丘陵より、パルテノン神殿を舞台とした
光と歴史を音声で語るショウでしたが、
ギリシア訛りの英語で歴史をかじりました。
しかし私の頭のなかは彼女の一言でいっぱい。

そして、次の日の朝5時に起きてまたパルテノンまで歩いていきました。
まだ昨夜の疲れを残しながら寝静まった街を歩きながら
私は内省を繰り返し、歴史を感じる準備をしていました。
その日の朝のパルテノン神殿は違って見えました。

同じものを見るにしても受け手によってこうも違ってくるのかと、
私が最初にミラノに下りた時のカルチャーショックよりも
自分の中のカルチャーショックを感じていました。
この時を起点に私のものづくりへの道がはじまったように感じます。

学生時代は私の芸術性を応援してくれる
仲間や恩師に沢山出会いました。
そして今、また私はいろいろなところで
沢山の作家さんと出会いを頂いています。

よく漁師さんは魚を港まで持ち帰る時、
水槽の中に違う種類の魚を2,3匹まぜるそうです。
すると水槽の中で程よい緊張感が生まれ、
魚が元気なまま運ぶことができるとのこと。

私もいろいろな方から刺激を受けて
いつまでもいろいろなものに挑戦し、
いろいろなかたちでいい作品を残していけたらと感じています。
彼女のひとことに感謝しつつ・・・

Harukaze01

先日、織物教室で作った第2作目。

裂織といってきものの生地を裂いたものを織る。

織物も奥深いです。

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2006/04/05

人生の整理整頓

今日の湘南の空は雨。
我が家ではたくさんのてるてる坊主が下がっています。
明日は良い天気になるでしょうか。
気温の変化が大きいですので体調には気をつけたいですね。

私は本が好きでいろいろな本を読みますが
人生哲学や成功法則の本には、よく建築家が登場することに
お気づきの方も多いのではないでしょうか。

夢を描きましょう。人生の青写真を。
などという文章をよく目にします。

実は、逆もしかりなのではと思っています。
家づくりを失敗させない方法。
それは自分(家族)の人生を客観的に捉えること。
ではないかと私は経験を重ねて感じております。

現在の自分と家族の状態、現状の把握。そして未来への希望。
これらがしっかりとできていらっしゃる方は
計画もスムーズに進みやすいですし、
出来上がりにも満足されます。

人生の整理整頓をおこなうこととは?
よく引越しする時に否が応でも整理整頓しませんか?
そして新しい気持ちになりますね。
引越しはその時は大変ですが、リフレッシュします。

物の整理整頓を行いながら
心の整理整頓も行っているのでしょう。

春になりました。
衣替えの季節です。
クローゼットの整理整頓をしながら
心の整理整頓やってみませんか?

素敵な人生の青写真を作ってみましょう。

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2006/04/04

春とあそぶ

皆さんこんにちは。
4月になり、新入学や新社会人という方も多いでしょう。
そうではなくても、なんだかお正月とはまた違った「新しさ」を感じますね。
皆さんにとって今年の春の「新」は何でしょう?

春は桜をはじめいろいろな花が次々と咲き、
私達の心を暖かく楽しくしてくれます。
また、お花見や歓迎会などで皆で集まる機会も増えます。
街に「にぎわい」が出てきたように感じます。

昨日お客様のご自宅に咲いている夜桜を見て参りました。
ライトアップされている桜の花の間から
美しい三日月が。
本当に絵のような光景でした。

まだつぼみがたくさんあり、
そのつぼみがまるで線香花火の火種のようで
たくさんのエネルギーを含んでいるように感じました。
きっと力強くしかし繊細に咲くのでしょう。

桜にたくさんのエネルギーを頂き
少々疲れ気味だった身体も楽になりました。
忙しい合間にもこういった少しの感動が
明日への活力となるのですね。

今年はたくさん春とあそんでみたいと思います。

Sakura20064

夜桜と月

・・・

・・・

残念ながら月は写りませんでした。

Daikon01 義母が育てた大根の葉。

我が家では私特製オリジナルの味噌汁にします。息子の一番のおふくろの味だとか。

Hakusai01 同じく義母特製の白菜の花。

今日は大根で春の雪解け・・・雪見鍋。

春は野菜が楽しいですね。お料理も楽しくなります。

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