« 心と空間は柔軟に | トップページ | 姫沙羅の木で季節を感じる »

2005/12/01

「商品」と「作品」

先日、岡本吏郎さんの「お金の現実」という本を読んでいて
私が日頃、言葉に出来なかった想いがいとも簡単に書かれていたので驚いた。

それは、「商品」と「作品」について。

昔の家は職人の「作品」であったが、
今の家は単なる「商品」となっている。
ということ。

なるほど。そうか。と思った。

私達の建てている建築物は皆「作品」である。
これは、あくまでも私達のサイドから見た見解。
しかし、建て主から見た見解ははっきりいって分かれるのが事実。

実はこれは大きな問題なのです。

「作品」を一緒に作っているのだという
同じ目線で作り上げたモノほどいいものが出来る。
これは経験上本当のこと。

建て主が「商品」的発想のスタンスでいると、
かなりモチベーションが下がるのも事実。
しかし、ビジネス。
むりやりモチベーションあげますが(笑)
やっぱりどこかゆがみのようなものを感じるのですね。

一番面白いのが、
「商品」だと思っていた方が、
設計を進めていくうちに未来に希望が湧きはじめ、
「作品」という発想に変わった時。
大変感動されますね。
「すごいことやってるのですね~私達と。」
そういった方はピュアな方が多いようです。

人間というものは本当に建物、環境の影響を
すごく受けているのだなあと思います。

☆正直ものはバカを見るが、いいことも沢山もらえる。 YUKO TADA

|

« 心と空間は柔軟に | トップページ | 姫沙羅の木で季節を感じる »

建築家のお仕事」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 心と空間は柔軟に | トップページ | 姫沙羅の木で季節を感じる »