いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます

多田祐子です。

多田建築設計事務所共同主宰
7年先のライフスタイルをカタチにする建築家・講演家
一級建築士
福岡県生まれ
共感覚保持者

詳しいビジネスプロフィールはこちらから →

■近々のセミナー、講演等のお知らせ ✨

2016年7月3日(日)トークセッション

「建築家との家づくりを経験した建て主さんの話を聞いてみよう」@多治見セラミックパークMINO

http://aqua-marine.tea-nifty.com/arttada/2016/06/post-2f00.html

当日の様子をスライドショーにしました✨ YouTube にてご覧ください。

https://youtu.be/3nqWhD7dB6A

 

■講演・執筆依頼、ご相談・お問い合わせは

お名前・ご連絡先を添えてPCメール受信できるアドレスから

info@arttada.com

までお願いします。

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「北鎌倉の家」 茶室              写真:雨宮秀也 

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2013年7月 北鎌倉の家「渡辺篤史の建もの探訪」 にて放送されました。

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2015年1月 渡辺篤史×多田祐子トークショー にて。

 

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2017/09/11

この世は実にシンプルで美しい

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9月も半ばに差し掛かろうとしています。早い早い。先週末は秒刻みで行動するという3日間の出張でした。

まずは、松本経由で飛騨高山へ。「飛騨の家具フェスティバル」へご招待いただきました。飛騨の家具の展示や、家具の歴史など丁寧なご案内を頂き、あらためて勉強させてもらいました。夜は朝どりのきのこや数々の珍味をいただきながら、プロジェクトのミーティングを。

次の日は、早朝に出発して、現地調査などをし、午後に名古屋入り。市内でのキッチンセミナーをみっちり3時間半。ペラペラとよくしゃべりました^^;それが終わると地下鉄とタクシーに飛び乗って(私の感覚ではですが^^)次の会場へ。

実はワタクシ、白洲正子さんの随筆が好きです。その並々ならぬ感性と審美眼にも惹かれるのですが、偶然にも白洲さんとほぼ同じところを旅をしていたというのもあります。ほとんど読破しているのですが、その中でもある本の中に登場する芸術家の方の場面がとても鮮明に印象に残っていました。

「とても魅力的な人なんだろうな。嗚呼、いつかこの方にお会いしてみたいなあ」と心の中にそっと秘めていたのです。しかし、こんなに素晴らしい方なのだから、無理だよね〜。と。まあ、あきらめていたということです^^;

しかし、その次の会場にはその方が見えていて、お食事をご一緒させていただいたのです。もう、尊敬する芸術家の方と時間と空間を共有させていただけることは、とても有り難いことでした。あんなに3時間半ペラペラとしゃべくっていたワタクシも、もう、借りてきた猫。はいはい、とお話を伺うのが精一杯。

そんな中で、とても心に残ったお言葉が

「弟子に任せてしまうと作品に魂がなくなる」と。

眼差しは鋭く、しかしとても優しい瞳をされながら。

 

彼の手から生み出される作品と印象が全く同じでした。その時、魂の入った作品は、その人となりなのだと確信しました。そして、自分自身を振り返りました。

 

 

つい数年前までは、無理やり立派な何かになろう、としていたように思います。

立派な建築家

立派なお母さん

立派な妻 立派な…

 

でも、ある時、心も身体もズタズタになるほどのあることがあって「もうや〜めた!と思ったのです。

まずは、「自分の中の芸術家魂を大切にしていこう!」と心に近い、行動するようになりました。それは、「付き合う相手を選ぶ」ということです。

すると、自分の行動が変わったことはもとより、周りの人々や環境が総替えするように見事に変わっていきました。それも凄まじいスピードです。(あ、夫は変わりませんでした^^)

 

そう、自分の手から生み出すものを必要とし、喜んでくださる方がいる。

そのためには、自信を持ってお渡ししたい。

そう思うようになりました。

 

ここまで到達するのはとても勇気がいりました。悲しいこともあります。そう、ある部分では、嫌われることも受け入れなければならないから。それが出来ないから立派になろうとしていたんですね。

 

 

自分の中から湧き出てくるものに従い、素直にならって行動していると、面白いくらいに想像を超えた現実が訪れ、また、才能が引きのばされ、大きくなっていくのだと、今は心から実感しています。

高慢ではなく、自信。

その自信の裏には必ず、絶え間ない努力があります。

その裏側の見えないところが作品に表れる。

それが作品の光であり

その光を人は信用し、感動し、共感してくれるのでしょう。

 

今では確信を持って言えます。

立派な何かになろうとしている人は、同じような人に出会い、

自分の魂を大切に生きている人は、同じ志の人に出会う。

この世はシンプルなのです。

 

そうそう、絵のオファーもいただきました。

これで「画家」としての道も訪れました。

 

人生の後半戦が楽しみな今日この頃です^^

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2017/09/03

名古屋市内にてセミナーをおこないます。

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9月9日(土曜)名古屋市内にてオリジナルキッチンのプランニングセミナーをおこないます。

「食」は「いのち」を繋げる大切な場。
そして今、家族をつなげる重要な要素になりました。
それを支える「キッチン」について
非日常の中でじっくりと考えてみませんか?
実例写真やプランを交えてお話しします。
さらに!この日は特別に、
おひとりお一人にアドバイスさせていただきます。

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2017/08/10

好きなことをして生きる勇気ありますか?

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雨の多い夏です。ブログの更新が月イチとなり^^;まるで月刊のようになってしまっておりますが、日々訪れてきてくださる方々に、感謝申し上げます。

このひと月も日々淡々と与えられた役割を全うしておりました。名古屋、三重、岐阜に打ち合わせに行ったり来たりしながら、戻ってきては横浜の現場をまわったり、クライアントと打ち合わせしたり。それ以外はひたすらエスキース→CADで図面作成→検討(案の練り直し)の繰り返し。その間に見積もりをチェックしたり。30号の油絵に向かったり。

そうそう、高校生の息子の三者面談もあったりして。江ノ島と相模湾を一望できるというなんとも贅沢な教室。「しかし、この景色最高ですね〜」な〜んていうたわいもない話で終わる。平和だなあ。お母さんになるって、自分と別の人生も体験させてもらえるということなんだなあ、って^^あらためて。

 

さて、そんなのんびりと忙殺されている中

名古屋市の「希望の家」

Astyleという会員誌に巻頭特集7ページで掲載されました。

http://www.asj-net.com/books/a-style.php

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さささっと描いた落書きスケッチが満載になっており、何とも昭和な香りに仕上がっております^^;

この紙面を仕上げるのに、取材から納品まで、何度も何度も打ち合わせをしました。最後までどうしたらこの建築の良さをうまく伝わるか?と皆さん、真剣に考えてくださって、なんだかじ〜んと感動してしまいました。

 

「好きなことをして生きる勇気」をこのお施主さんから教えていただきました。 

女性だから、とか

結婚しているから、とか

子供がいるから、とか

働いているから、 などという理由で

何かを諦める必要は全くないのだと。

(どんなことでも諦める理由になるもの)

 

前例がない、

とは、決して、不可能ということではない。

 

もちろん最初は壁だらけでした。

しかし、

彼女の強い思いは

設計士である私をぐーんと

名古屋にいる彼女の元に引き寄せ

その夢に共感を与え

さらには

素晴らしいエンジニアである施工者のN氏の心を鷲掴みにし^^

だからこそ、どんな困難でも智慧が訪れ

こうして3次元に現れたのだと。

 

美しい希望は、美しい協力者のパワーを引き寄せるのです^^

 

ところで、今この文章を書いていて

引き寄せの現象のイメージが絵で頭に浮かんだので、

次期、油絵で表現してみたいと思います!

 

ということで、忙しさを自分で増すワタクシ、回遊魚?^^;

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2017/07/04

奇跡の積み重ねが人生というものなのかもしれないと思う時

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これから訪れる夏に備えて大地は刻々と雨の恵みを蓄えているようです。

こんにちは。7月となりました。いかがお過ごしでしょうか。

 

わたくしは、6月中は新しいものを生み出す時だったようです。

来る日も来る日も、エスキース三昧。

 

いかなる時も、自分の深いところにつながり、

言葉やカタチに具現化するために、線を描く。

 

ところが、夏至を過ぎたあたりから

また大きな波がやってきて

日々、新しいご縁をいただいたり、

新しい価値観にであったりと

エキサイティングな時間と空間を過ごしています。

 

さて先日、北鎌倉の茶室にて

オランダを拠点に世界で活躍されている三味琴演奏家の荒井康人さんによる

演奏会がおこなわれました。

●荒井康人さんのHP 

https://www.yasuhitoarai.com

 

私くしの書いたこのブログをご覧になってお問い合わせいただきました。

●音楽を演奏するように空間を創造する設計手法

http://aqua-marine.tea-nifty.com/yukotada/

 

あれは、桜の美しいときでした。

今年の3月末に

「北鎌倉の家の茶室、その音の響きに思いを巡らせています」

というお言葉をいただき始まったのです。

本当に嬉しかった…

 

もちろん「どのような演奏をされるのかしら?」と

興味津々。

それから、演奏していただく日程などを調整するためにお便り(メールで)の交換が始まりました。

 

彼の滞在している国の様子を美しい言葉で綴られているお便り。

毎回、心待ちにして。

それは、自然の持つ優しい音や色や香りまでもがすぐに浮かぶほど美しくて。

 

 

事務的なメールの書き方などのマニュアルのような本ばかりが売れ、

心と切り離された文言だけでやり取りされているのが当たり前となった世の中なのに

 

あたかも感性豊かな美しき平安時代にいるような

素晴らしい時間と景色の感動を遠くにいても

交換することができるなんて

なんと豊かで幸せなことなんだろう、と。

 

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もちろん

彼の演奏は、

彼が主役なのではなく

自然の奏でるさまざまな音

 

風の音

緑の揺らぐ音

雨音

川のせせらぎの音

鳥や虫の鳴き声 などの音に

参加するように。

 

これがテーマだそう。

 

自分が、自分が!と主張するのではない

インタービーイング(相互依存)の世界。

 

どこまでも偽りが無く

生き様が美しい方なのです。

 

演奏は、言うまでもなく美しい。

 

頭なんかすっとばして

自分の身体の奥深いところにダイレクトに響き

そして

今度は自分の細胞ひとつひとつが共鳴し

自分がまるで音を発しているかのような感覚となりました。

 

「癒し」という言葉が陳腐なものに感じるほど

現実を超えた音色。

それはそれは、慈愛に満ちあふれておりました。

 

共感覚を使い、音で設計した空間に

荒井さんの慈愛の音が奏でられるなんて。

 

奇跡のような現実が起こったのだと。

そもそも

北鎌倉の家の設計が始まって今に至るまで

奇跡の連続であったのかなと。

*現実問題としていろいろな諸条件をクリアしてきましたので^^;

 

積み重なったシンクロニシティに感謝して。

 

そして、これからまた

輝かしい未来である7月のスタートです^^

 

ところで

荒井さんの演奏会が横浜の三渓園にて行われます。

何か心に響いた方はぜひ体験されてください。

細胞が変わりますよ^^

https://yasuhitoarai.stores.jp/items/5955a2243210d53ce2003c1c

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2017/06/16

成し遂げるとは、丁寧に仕上げること。

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紫陽花、ヒメシャラ、君子蘭。

梅雨空が似合うと思っていた花々も、

爽やかな青空の元では違った魅力を

見せてくれることに気付いた今年の初夏。

 

先日、長野県の安曇野の先、

大町市まで足を伸ばして参りました。

鷹狩山の展望台まで行くと、

黒部の山々が神々しく、

まるでレイヤで重なっているように見えます。

 

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植物は力強く、岩山は穏やかで、水は清らか。

観光名所ではないところに、心が揺れ動く場所はあるのです。

それは、自分がどのような視線でモノを捉えているのか、

というように、客観的に自分と対峙するくせをつけると、とよいようです。  

 

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さて、絵を学び始めてから半年が過ぎました。

週に一度だけ、2、5時間の間、じっくりと絵に向かいます。

アトリエに向かう直前まで、CADで図面を描いていたりするので

頭の切り替えが大変。

 

さらに技術という手業が少ないため

なかなか自分の中のイメージを表現していくことは難しく

何度も何度も書き直しをしています。

そのプロセスは他人から見るととても面倒くさいことに思えることでしょう。

 

「まったく何の為に?」と。

 

しかし、その面倒くささの中からひょっこりと、

まるで偶然の産物のように

「これだ!」と思える表現に気付いていきます。

 

そんな時、至福の喜びが生まれます。

「あ、これは私がいつも講演で重要!といっている

アブラハム・マズローの欲求の5段階の頂点なんだ!」と。

 

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現代社会ではとかく「効率」が重要視されます。

だから、ワタクシ、社会とは真逆を走っています。

大胆な逆走ですが^^;

 

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自然と芸術、そして音楽は私の中では「ひとつ」です。

自然も芸術も「わたし自身」

それは「いのち」という言葉が一番近い表現かもしれません。

 

絵を描くこと、また、生業である建築を設計すること自体が

私のいのち、つまり生きること、なのです。

 

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「毎日 丁寧に生きる。

 そのために必要なものは、意志である」

 

これは、大好きな清川妙さんの言葉です。

 

丁寧に生きることは

日常の面倒くさいを克服することなんですね。

 

何かを成し遂げる、とは丁寧に仕上げることだと

私は感じています。

 

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大町市では「北アルプス国際芸術祭」が行われています。

自然と芸術。

 

私が訪れたのは開催日前だったため、

準備の様子しか見れなかったのですが

安曇野から大町まで「アート」が点在していましたよ。

http://shinano-omachi.jp

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2017/06/06

美しくいのちを使い切る

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6月に入りました。爽やかな陽気が続いています。今年になってほぼ週末は地方に出張しており、道中の車窓からさまざまな季節の変化を楽しむことができました。

先週末は長野県松本市、上高地の麓にある梓川の家のお引き渡し、その後あるご相談に乗り、夕方移動。翌日は三重県の津市での新しいプロジェクトの打ち合わせでした。

神奈川県からですと、富士山を中心にして、中央自動車道と新東名を三角形の形を描くように走ります。

残雪と緑豊かな長野県の山々を経て、名古屋から四日市の港のコンテンポラリーな景色を眺め、津の頂きへ。緑越しに青々とした豊かな海を眺めることができます。

大自然と人工物。そのどちらの景色も創作する私共にとっては、興味深い素材となります。五感に響くすべてのモノが教師なのです。

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さて、梓川の家のお引き渡しの日。午前10時半にこのプロジェクトに関わった面々が集まりました。するとその時、空に彩雲が表れたのです。

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実は、梓川の家のプロジェクトで松本を訪れる4年という時間の流れの中で、こちらの現場の行き帰りで虹を4度ほど見ました。

一度は設計の打ち合わせ後、諏訪湖SAに広がる美しい虹。

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二度目は名古屋→松本へ向かう道中、中央高速でダブルレインボウを。

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三度目は岐阜県美濃加茂市→松本へ向かう途中、飛騨高山郊外にて。

四度目は松本から塩尻に抜ける国道にて。

そして、五度目にこの彩雲です。

 

「自然を必要な分だけ、必要な時に頂き

そのいのちを美しく使い切る」

 

という計画に

やおろずの神様たちが祝福してくれているようでした。

 

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自然と対峙しながら、

4年という歳月をかけて作るということは、

これほどまでに自らの精神性を高めるのか、と。

 

○か×かという単純な選択だけでは進まない道。

自然には「絶対」というものが存在しません。

 

実は

日本家屋のデザインが難しいのはこの点にあります。

自然から得た恵みを構造材から現しにするという意匠は

多くの経験と豊かな感性がないと難しいのです。

華道でいうと枝振りをどう活かすか?という問いに似ています。

この木の肌をどうみせるか?

絵でいうと額縁、お刺身でいうと器とツマを何にするか?

 

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究極の美は

「あるがままを美しく受け入れること」

 

おそらく、それは、母性であるように感じています。

 

しかし、これからの社会を生きていく上で

とても必要な力でしょう。男性でも、もちろん。

 

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なぜかというと

その精神性を持った思想こそが

本当のところでいう

「エコロジー」であり、「和」のデザインであると

私は、これまでにたくさんの建築作品を作ってきて

感じるのです。

 

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本質を見ることなく

上辺だけ真似たものが多く出回る中

しかし、それらはいづれ薄汚れた感じになるでしょう。

なぜなら、命を持たないから。

つまり生きていないのです。

 

きちんとしたコンセプトを持つ芸術作品には

奥深い思想があります。

それらが古くさくならないのは

思想というものには「死」はないからです。

 

「発酵」と「腐敗」の違いと同じです。

思想は善玉菌のようなもの。

 

素晴らしい建築は皆、生きています。

しかし、この世は三次元ですから

時間の経過から逃れることはできません。

ところが、時として、発酵しているものは

その「経年変化こそが美しい」と感じるのです。

あるいは、「美味しい!」と^^

 

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そうそう、昨晩の夕食の席にて

もうすぐ来る妹の誕生日の話をしていて

「お母さんも来年は50歳になるんだよね」と言うと

「えーーーっ!なんだか信じられない!」と

後ろにのけぞる夫と息子。

「そのリアクションは何ですか??」と思いましたが

「まあ、熟成ぐあい良し!」ということで^^;

 

今日もお昼には、丁寧に作った

酵素玄米と梅干し、

具沢山のお味噌汁を食べるのです。

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週刊いなの取材記事〜耐久性と地盤〜

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2017/05/24

木には2つの「いのち」がある。

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爽やかな青空が続いています。

いよいよ今週末は松本梓川の家の完成見学会です。

名古屋からお見えになる方もいらっしゃるとのこと、有り難いです。

先週、役所の完了検査も合格しました。いよいよです。

 

これからは、山から切り出した木の「2つめのいのち」が始まります。

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木のいのち。

その 一つは、

大地に根付いて、自然の一部として生命を全うすること。

根を張ることで、地盤を固めていたり、雨水を吸収したり

光合成を行って空気を浄化したり。

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そしてもうひとつは、

建材や家具などの材料となって使われること。

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それは、人間の智慧があるからこそ活かされるのです。

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完了検査を終えた日は、その足で安房トンネルを抜け
飛騨高山〜郡上八幡へ向かいました。
国道158号線では、目の前に原木を運んでいるトラックがいました。
木曽ひのきかなあ〜。この木も第二の人生がはじまるんだなあ、と。

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さて、話は変わりまして
昨年の12月から本格的に絵の勉強をはじめました。
今は森を描いています。
出張経路の山の中。
観察することが盛りだくさんで
「退屈なこと」がまるでありません。

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今まで、
「建築家よりも画家になったほうが良い」や
「小料理屋やったら繁盛するよ」や
「珈琲専門店を出して欲しい」など
建築家以外の職業を勧められることが多かったワタクシ。
 
しかし、何てことでしょう!
一度も建築家を勧められたことはなく(笑)
今、それを生業としています^^;
 

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建築の世界と絵の世界は真逆といって良い程、
その役割が違います。
絵が上手だからといって建築家にはなれないし
建築家だから絵が描けるわけではないのだと改めて。
 
建築には必ず、機能、予算、法規、環境、施主の嗜好など
多種多様な「条件」があります。
 
端から見ると、
めちゃくちゃカッコ良さげに
のびのびと設計しているように見えるそうですね。
 
実際、頭の中は…
条件でガチガチに縛られて
もがき苦しんでいるのです 。
 
そこを
なんとかして秩序をつけ、
かつ
自分が自由にできるスキマのようなものを見つけだして
デザインしていくといった感じでしょうか。
左脳を使うことが多いかなあ。
 
だから、うまくまとまった時は
難しい数学の問題が解けたときの爽快感に似た
至福の喜びが訪れます。
 
さらに、お施主さんが喜んでくださると
鼻の穴が膨らむほど嬉しくなります。
感謝の気持ちでいっぱいになり
有り難く、幸せな気持ちになります。
 
だから、どんなに苦しくても
建築家は辞められません^^
 
反対に、絵は、まるで自由!
可能性が無限なのです。
一筆ひとふでが自由。
 
描くか描かないか?
描くのであれば、
何色で線はどのような線で
どう見せたいのか?
 
自分の中にある表現したいものを
可能な限り、技術を駆使し
キャンバスに描いていく。
 
絵は、ありのまま。
ストレートです。
 
だから、ある意味
自分との戦いであり
描くことって、じつは
自分のためだけのものなんだなあ、と。
 
がんじがらめの世界にいる私にとっては
桃源郷のような世界^^
 
そんな相反する2つの世界を味わっている
よくばりな人生。
 
 
5月27日、28日は松本では
いろいろな作家さんのクラフトフェアが開催されています。
作り手の思いのストーリーを味わいにいらっしゃいませんか?
 
どうぞ、梓川の家の完成見学会にもいらしてくださいね。

Photo

 

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2017/05/15

「松本梓川の家」完成見学会のお知らせ

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建築家だったり、母親だったり、妻だったり、ひとりの大人の女性だったりと、

毎日たくさんのことを

有り難いことにたくさんの人に支えられて過ごしております。

 

さらに、最近では

新緑の若々しさに勇気づけられる日々。

 

さて、「松本梓川の家」

完成見学会の日程が決まりました!

 

梓川の家の経緯はこちらから↓

*カテゴリー分けをしていますので過去の記事が順次でてきます。

http://aqua-marine.tea-nifty.com/arttada/cat23945113/index.html

 

この日、松本では

クラフトフェアがありまして

大変な賑わいのようです

 

ウチでお願いしている名古屋の鍛冶屋さんが

参加されているとのことで

私も覗いてみようと思っています。

 

「ものづくり」の極意と熱気をぜひ体感しにいらしてください。

上高地の木々の質の良い波動で癒されますよ♡

みなさまとのおめもじを愉しみにしております。

 

「裏山の木で作った和の住まい」

松本市郊外の冷涼で青々とした山を背負う敷地。ご夫妻とお子さんと共に育んでいく住まいづくりが始まったのは4年前のことです。ご自身の山で育った、ヒノキ、ケヤキ、アカマツ、カラマツ、また、庭にあったイチイなどの木を家づくりに活かしたい、というご要望でした。「木を買わず山を買え」という宮大工の教えがあります。「地産地消」まさにその通りの木の使い方をした計画です。ご希望の間取りが決まった段階で必要な材の大きさ、量などを決定し、山から木を伐りだし、自然乾燥させるために1年間寝かせました。玄関を入ると32cm角のケヤキの大黒柱が目に飛び込んできて格調高い空間を演出するといったように、木の美しさを際立たせるために最適な「和」の意匠を基調としています。ただし現代のライフスタイルに合うよう、適切な収納計画を考え、家事が楽しく過ごせる間取りと子育てに最適なナチュラルで優しいイメージとも融合させています。使い勝手の悪い和のイメージを一新したアイデア。新しい和スタイルのご提案、ぜひご覧ください。

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2017/04/26

バランスが美しさを決める

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桜、山吹、ハナミズキ。賑やかさを際立たせているのは実はとても美しい若葉色の新緑。こどもの頃のお花畑のイメージに色どられた日本列島は今や桃源郷。

1月後半より休む間もなく走り続けて参りました。地方を廻り、はなさかじいさん(ばあさん?)のように、皆さんの夢の空間を実現するタネをまき、育て、そして花を咲かせる。

3月末には名古屋で一輪の香しいスイセンの花が咲きました。そして、今、松本では5月末に大輪の牡丹の花が咲こうとしています。

スイセンの花(名古屋・希望の家)が咲いた経緯はこちら↓

http://aqua-marine.tea-nifty.com/arttada/2017/04/post-3a02.html

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先週末、現場監理に訪れた時には内部の大工工事が終わっており、塗装、左官工事の下準備が始まっていました。

客間である日本間も造作完了です。天井も出来ていました。一部折り上げ天井になっているのは、意味があります。外観の軒の高さを低めにしたかったため(そのほうが見栄えがいいので)内部にそのまま構造体を見せ、また、木造の重量感と迫力を出したかったから。これは隣に続く、リビングとも連続しています。

設計図はお客様と間取りを決める平面図の次にこの部分の納まり(矩計図)を描き始めた記憶があります。和の意匠は構造体を美しく組んでいかないと美しく仕上がりません。

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先ほどの和室の天井の意匠は、玄関ポーチまで連続しています。

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和室縁側にも連続させています。

手前の柱は、いちいの木。このお庭に茂っていた木を使いました。根を生やしていた時と同じような位置に使用することは、昔からの宮大工たちのセオリーだったようです。私もここで、こうして叶えることができるとは、感無量です。

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南西にある洗濯物干しのための部屋です。現場は松本市内でも上高地の麓。少し標高が高いため、とても寒いのです。冬は洗濯物を外に干せません。一番日当りの良い場所に。天井、ひのきの縁甲板貼り。贅沢です^^

実は、ここの断面から検証しはじめました。軒の高さを出来るだけ低く抑えながら、太陽の光を効率よく入れる高さを決めるためです。悩んでいる時は苦しかったなあ^^;

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和室とリビングの境にある鴨居の建具溝。こうやって見上げる人は作った人くらいなんだろうけど、私はこういうところの造形に惹かれます。そして、このカタチを見て、次の全く違う場所の意匠がひらめいたりします。だから、作れば作る程、アイディアが湧いてきます。これが「手からモノを生み出す人」の特徴だと思います。自分で言うのも何なのですが^^;

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玄関に鎮座するケヤキの柱。30cm角。肌が素晴らしいです。
この現場監理の楽しみのひとつが、お施主さんと木の話をすること。木の価値観は日本の中でも地方によってマチマチ。これは、地形や微気候などが木を育てるため、樹種は同じでも、色、カタチ、特徴まで変わってくるからなのでしょう。
やはり、山と共に生きている人の話はとても興味深いのです。自然と対峙し、共に生きていくことは智慧が必要ですし、それを自然な形で継承していくフトコロの深さに、感心し感動します。
梓川の家は施主さんの山の木を使ったプロジェクトです。
経緯はこちらから↓
 
自然とは、原生林のように、自然のままよりもむしろ人間の手が加わることでよりよく生かされることも多くあります。人工物が悪のように捉えられていますが、人命や他の生物同士の共存を助けることもあるのです。すべてはバランスなのです。バランスの良いものは美しいものです。

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向いの林檎畑の木々も芽吹き始めました。お客様と出会ってから4度目の春。4年の歳月をかけてようやく来月竣工です。
そして、花咲じいさん(ばあさん?)は、また次の現場を廻り続けるのでしたとさ。
 

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