いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます

多田祐子です。

多田建築設計事務所共同主宰
7年先のライフスタイルをカタチにする建築家・講演家
一級建築士
福岡県生まれ
共感覚保持者

詳しいビジネスプロフィールはこちらから →

■近々のセミナー、講演等のお知らせ ✨

2016年7月3日(日)トークセッション

「建築家との家づくりを経験した建て主さんの話を聞いてみよう」@多治見セラミックパークMINO

http://aqua-marine.tea-nifty.com/arttada/2016/06/post-2f00.html

当日の様子をスライドショーにしました✨ YouTube にてご覧ください。

https://youtu.be/3nqWhD7dB6A

 

■講演・執筆依頼、ご相談・お問い合わせは

お名前・ご連絡先を添えてPCメール受信できるアドレスから

info@arttada.com

までお願いします。

_mg_6476_2

「北鎌倉の家」 茶室              写真:雨宮秀也 

Photo

2013年7月 北鎌倉の家「渡辺篤史の建もの探訪」 にて放送されました。

Img_0194

2015年1月 渡辺篤史×多田祐子トークショー にて。

 

| | コメント (0)

2017/04/26

バランスが美しさを決める

20170422_152507

桜、山吹、ハナミズキ。賑やかさを際立たせているのは実はとても美しい若葉色の新緑。こどもの頃のお花畑のイメージに色どられた日本列島は今や桃源郷。

1月後半より休む間もなく走り続けて参りました。地方を廻り、はなさかじいさん(ばあさん?)のように、皆さんの夢の空間を実現するタネをまき、育て、そして花を咲かせる。

3月末には名古屋で一輪の香しいスイセンの花が咲きました。そして、今、松本では5月末に大輪の牡丹の花が咲こうとしています。

スイセンの花(名古屋・希望の家)が咲いた経緯はこちら↓

http://aqua-marine.tea-nifty.com/arttada/2017/04/post-3a02.html

20170422_154450

先週末、現場監理に訪れた時には内部の大工工事が終わっており、塗装、左官工事の下準備が始まっていました。

客間である日本間も造作完了です。天井も出来ていました。一部折り上げ天井になっているのは、意味があります。外観の軒の高さを低めにしたかったため(そのほうが見栄えがいいので)内部にそのまま構造体を見せ、また、木造の重量感と迫力を出したかったから。これは隣に続く、リビングとも連続しています。

設計図はお客様と間取りを決める平面図の次にこの部分の納まり(矩計図)を描き始めた記憶があります。和の意匠は構造体を美しく組んでいかないと美しく仕上がりません。

20170422_152423_4

先ほどの和室の天井の意匠は、玄関ポーチまで連続しています。

20170422_152408_hdr_3

和室縁側にも連続させています。

手前の柱は、いちいの木。このお庭に茂っていた木を使いました。根を生やしていた時と同じような位置に使用することは、昔からの宮大工たちのセオリーだったようです。私もここで、こうして叶えることができるとは、感無量です。

20170422_133355

南西にある洗濯物干しのための部屋です。現場は松本市内でも上高地の麓。少し標高が高いため、とても寒いのです。冬は洗濯物を外に干せません。一番日当りの良い場所に。天井、ひのきの縁甲板貼り。贅沢です^^

実は、ここの断面から検証しはじめました。軒の高さを出来るだけ低く抑えながら、太陽の光を効率よく入れる高さを決めるためです。悩んでいる時は苦しかったなあ^^;

20170422_154611

和室とリビングの境にある鴨居の建具溝。こうやって見上げる人は作った人くらいなんだろうけど、私はこういうところの造形に惹かれます。そして、このカタチを見て、次の全く違う場所の意匠がひらめいたりします。だから、作れば作る程、アイディアが湧いてきます。これが「手からモノを生み出す人」の特徴だと思います。自分で言うのも何なのですが^^;

20170422_151914

玄関に鎮座するケヤキの柱。30cm角。肌が素晴らしいです。
この現場監理の楽しみのひとつが、お施主さんと木の話をすること。木の価値観は日本の中でも地方によってマチマチ。これは、地形や微気候などが木を育てるため、樹種は同じでも、色、カタチ、特徴まで変わってくるからなのでしょう。
やはり、山と共に生きている人の話はとても興味深いのです。自然と対峙し、共に生きていくことは智慧が必要ですし、それを自然な形で継承していくフトコロの深さに、感心し感動します。
梓川の家は施主さんの山の木を使ったプロジェクトです。
経緯はこちらから↓
 
自然とは、原生林のように、自然のままよりもむしろ人間の手が加わることでよりよく生かされることも多くあります。人工物が悪のように捉えられていますが、人命や他の生物同士の共存を助けることもあるのです。すべてはバランスなのです。バランスの良いものは美しいものです。

20170422_152521

向いの林檎畑の木々も芽吹き始めました。お客様と出会ってから4度目の春。4年の歳月をかけてようやく来月竣工です。
そして、花咲じいさん(ばあさん?)は、また次の現場を廻り続けるのでしたとさ。
 

| | コメント (0)

2017/04/11

2017年4月15日オーナーズボイスセミナーにて登壇します。

Photo_2

オーナーズボイスセミナーにて登壇します。
「夢の家づくりが完成した秘訣」
「希望の家」建築主/金築美衣子さん×建築家/多田祐子
2017年4月15日(土曜)
午前の部/11:30〜13:00 午後の部/13:30〜15:00
会場:愛知県名古屋市吹上ホール
参加費:無料
お問い合わせ・お申し込みは
0800−200−9055/名古屋本山スタジオまで

| | コメント (0)

2017/04/05

当たり前のことだけど、成功したければ肚をくくること。

20170331_152156

今年の春は少しのんびり屋さんなのでしょう。この時期は車窓から見える景色も桜色に色づいているのですが、まだまだ先のようです。

この数ヶ月は中部地域に月の3分の1程滞在しています。

さて、名古屋市瑞穂区「希望の家」のお引き渡しを終えました。

 

「普通の家ではなく面白い家にしたい」というご希望があり

設計から約1年間、一緒に「面白い家」を作って参りました。

いやはや、楽しかったです。

お仕事柄もあるのでしょうが、そのお人柄が何よりも素晴らしく

「無意味な常識」や「張っても無駄な見栄」など

瑣末なことにとらわれて生きているということが

どれだけバカバカしいことなのか!

と考えさせられる仕事となりました^^;

20170331_155033

「中に緑がたくさんある家」、という希望もあり

かつては洋間だったところを土間にして、さらに外部空間まで作ってしまいました。

20170402_1306021

浴室、といっても仕切りはなく、身体のサイズに合わせてタイルで作った浴槽が部屋の一角にあるのみ。

発想としては、バリ島やフィリピンなどの郊外にあるリゾートスパのコテージのようなイメージで作りました。

だからといって、日本でよく作られている「バリ風」というスタイルではなく、デザインはあくまでもニュートラルなもの。

では、何がバリなのでしょう?

それは、空間構成。建築の本質です。

バリ島などで見られる、美しく自然の中に調和して作られた建築は、ディテールは多らかなのだけど、光と影のコントラストの表し方や風景の切り取り方は実に繊細に作られています。

どこに佇んでいても心地よい風と光があり、そして建築と調和した美しい景色が目に飛び込んできます。

それは、南の島の気候は、強い太陽光や突然のスコール、また強風など、自然という力の強さが人に強く影響する為です。また、暑い中でいかに「涼」をとるか。も課題。

これらの地域では「暑さや風雨」から人の命を救い、心には潤いを与えるためにある、というのが建築の本質といえるでしょう。

ということで、

夏、暑いといわれる名古屋地域でいかに心地よく過ごすか、ということに重きを置いた時、バリ島などで見る建築は解決の糸口となるのです。

 

 

では、冬は?と疑問に思われるかもしれませんが、冬は2階の南側の日の当たる場所に居心地の良い居場所を作ってあります。猫がいたら絶対に陣取ってしまいそうな^^

 

 

面白さの中にある建築の本質を貫いたリノベーションの完成。

よりよく生きていくためには、日々のコツコツとした努力の積み重ね

そして何よりも、ユーモアが大切なんだと教えていただきました。

これが、古い建築をリノベーションする際に成功させる秘訣だと感じています。

リノベーションはそうそう簡単なことではなく、費用もかかりますし、新築よりも難しい仕事になります。

なぜなら、建築は表層的なところよりもむしろ中身、つまり構造、どのように作られているかが大事なところです。それらは、壊してみないと状態がわからないのです。

ここが新築と大きく違うところ。

新築は新しくイチから作るため、設計時に紙の上での喧々諤々でOKなのですがリノベーションはそうはいかないのです。

たとえ設計図が残っていたとしても、その通りに施工されているかはその時、作った人にしかわかりませんし、その場でどう解決して行くか、を設計者、施工者の考察をもとに、

最終的には施主が決めて先に進まなくてはなりません。

だから現場で状況を確認しながらの密なやりとりがとても重要です。

この住宅のリノベーションも、本当にいくつもの課題を乗り越えて出来上がったものです。そうです。何度も何度も現場で打ち合わせを行いました。

しかし、こうして関わった人々が一丸となって最後までしっかりと仕事を終えることができたのは、なによりもクライアントの肚をくくった潔く素早い決断力と本当の意味で自立した生き方が表れた考え方にあるのだと、あらためて。

寸分の媚もないのに、施工者に大人気のクライアントさんなのでした^^

本当に人は仕事で磨かれるなぁ。ありがとうございました。

 

4月15日(土曜) オーナーズボイスセッションを行います。

「夢の家を成功させる秘訣」

11:30〜と13:30〜の2回開催。

場所:名古屋市吹上ホール

| | コメント (0)

2017/03/30

名古屋市瑞穂区リノベーションの完成見学会と施主様とのトークセミナー開催のお知らせ

Photo

2

■名古屋市瑞穂区リノベーションの完成見学会を行います。

   4月1日(土)・2日(日)11:00〜16:00

■名古屋・吹上ホールにて

  施主様を迎えて、家づくりセミナーを行います。

 4月15日(土)11:30〜 ・13:30〜 2回開催

■お問い合わせお申し込みは

フリーアクセス 0800−200−9055

ASJ名古屋本山スタジオ まで

| | コメント (0)

2017/02/28

建築の本質は「間」を設計すること

20170225_112503_hdr_2

どこからか春の芽吹く香りがして、 景色を見上げるとそこかしこに桃色の彩りが添えられるようになりました。

ご無沙汰しておりました。今年に入り、毎日のように違う県に出張に行き、違う人々とお仕事をさせていただくという日々を過ごしています。

忙殺されないようにと、常に一定のリズムで自分に向き合い、振り返る作業をしております。私の場合は月(moon)のリズムに合わせていますので、2月26日の新月の日に、過去14日間の振り返りを行い、向こう2週間の計画を立てました。

振り返りをおこなっていくことは、自分の精神性を高めることと、感情を客観的に捉えたり、また身体の調子を整えること、この三位一体をケアすることなので、とても重要な時間です。もう、13年続けています。

3つのバランスをとることで、潜在意識から沸き上がってくるインスピレーションが生まれます。今朝も朝5時にパチっと目が覚め、降りてきましたので、書き記したいと思います。

テーマは

【建築の本質は「間」を設計すること】

2001年に事務所を設立した当初からとても大切にしていることです。もっと言うと、建築に目覚め、学生の頃から持っていた思想です。

20170228_081828_4

 

こちらは私が独立するきっかけとなった作品。

今朝、竣工写真を出してみると、写真が少しセピア色に変化していました。生まれたばかりの下の子をだっこひもでだっこして、竣工検査に立ち会いました。かれこれ16年前。

 

メインは、階段下に置かれているグランドピアノ。最優先事項です。

そう、「ピアノが在る」 が最初にあった。

そこで、こう発想していきました。

ピアノのために「無い」をどのくらい創るか?

しかもこのピアノはドイツ製。とても存在感が強い。だから大空間が必要でした。

横方向も上にも。

吹き抜けになっていますが、

「吹き抜けっておしゃれじゃない?」という価値観で作ったのではないのです。

そう

「無い」  が必要だった。  から。

20170228_082104

 

5,45mの立方体のプロポーションがピアノに必要な空間でした。

 

出来上がって、面白い結果も生まれました。

それは、音響が抜群によかったのです!

 

私は確信しました。

 

20170228_081913_3

 

人間も含めた動物に自分のテリトリーがあるように

モノにもそれぞれ必要なテリトリー=「間」

を持っていることを。

 

20170228_082002_2

 

さて、こちらは玄関。4畳ほどの広さがあります。

 

なぜかというと、

20170228_082016_2

 

正面に見えるピクチャーウィンドウには、

庭園の中心にあるこのモミジが鎮座しているからです。

窓越しのモミジを活かすために「無い」空間を作るのです。

つまり、窓から見えるモミジのテリトリーを尊重すること。

 

写真を探してみると、昔掲載された雑誌にありました。

20170228_092442

 

これはポーチからのアングルですので、約6畳くらいの広さがあります。

玄関扉をガラス張りにしたのも「無い」を創るためです。

 

20170228_082034

 

ガラス張りでも外にはもうひとつ扉があるため、プライバシーは確保されています。

どこが扉かわかりますか?^^

 
   

人間はいつものクセで「在る」ものだけを見ようとします。

どうしてかというと、

人間が脳で、認識するために使われている道具が「言語」だからです。

但し、「言語」は「在る」ものに対するものにしか使うことができません。

それが「言語」の限界です。

 

だから、「空間」を創る建築は説明するのも難しいですし、理解することも難しいのです。「建築は芸術の頂点である」と言われているのは、この要素を鑑みた結果でしょうか。

 

我々建築家は、おそらく皆さんから見ると、目に見えるモノを設計しているように捉えられているかもしれませんが、本当は、「間」「空」を見ており、「空間」を設計しているのです。

それができるのが本来の「建築家」であり、その審美眼から手を通して手がけられるのが本来の「建築」であるといえるでしょう。

 

Rubin

 
花瓶に見えますか?
それとも
二人の人の顔が見えますか?

 
どちらも正解。
分離して見えるものでも、実は「ひとつ」であったりするのです^^

| | コメント (0)

2017/02/27

長野県松本市梓川の家 構造見学会が開催されます

Photo

【長野県松本市梓川の家 構造見学会が開催されます】


クライアントとの出会いが4年前。

ご自身の山から切り出した木材で住まいを創る。

自然のサイクルに則った生き方

昨今ではとても貴重な施しです。

商業サイクルに乗らないモノづくり。

施主、設計者、施工者、誰もが手探りで始めたプロジェクト。

2016年12月24日に見事に上棟することができました。

木の寿命は2回あるといいます。

ひとつは森の中で。

そしてもうひとつは素材として。

「いのち」を頂き、さらに活かしていこうという施主の想い。

その想いが作り手に創作するエネルギーを与え、

素晴らしいモノとしてこの3次元に表れようとしています。

この状態で見られることはあまりありません。

家づくりをお考えの方にはぜひご覧いただきたく
ご案内申し上げます。


3月18日(土曜)13:00〜
         15:00〜
完全予約制です。


お申し込みはASJ松本中央スタジオ 0120−47−9351まで

| | コメント (0)

2017/02/23

名古屋市瑞穂区「希望の家」完成見学会のお知らせ

Photo

【名古屋市瑞穂区「希望の家」の完成見学会を行います】
■開催日 2017年3月11日(土)・12日(日)11:00~16:00(予約制)
■建築概要 木造2階建て 72㎡ リノベーション 
■場所 名古屋市瑞穂区(ご予約いただいた方に詳細をお知らせします)
■お申し込み・お問い合わせ先 ASJ名古屋本山スタジオ フリーダイヤル 0800-200-9055まで
*新築・リノベーションをお考えの方のみの受付とさせていただきます。

「希望の家」の詳細はこちらから↓
http://aqua-marine.tea-nifty.com/arttada/…/12/post-af9d.html

| | コメント (0)

2017/01/23

愛着という幸福感をなくしてしまった現代人

20161224_152801_4

2017年となりました。今年になって、空が澄んでいて空気が濃いような気がしています。お天気が多いですね。

さて、昨年の暮れ、クリスマスイブに「梓川の家」が上棟しました。

20161224_141530

ご自身の山から切り出してきた木を使い、住まいを作る。

今では極々まれなこと。そしてとても「粋」なことですね。

20161224_145127

この日は雪がちらちらと。ホワイトクリスマスです。

20161224_1530031

ところが、上棟式が始ろうとした時、おひさまがぱぁ〜っとでてきたのです。

お天気って見方にする方法あるのですよ^^(超晴れオンナが言うので間違いありません)

20161224_152327_2

そして、この柱たち。そうです。裏の山にいた木たち。それを知っていると見るだけで微笑みが浮かんできます。

上棟式では、お施主さんの挨拶がありますが、もう、その言葉に一同、涙、涙でした。ここまでたどりつくまでの道のり、長く険しいものでした。

現在はプレカットといってどこかの山から切り出して、どこかの乾燥室で乾かした材を使い、図面をデータで処理して、工場のマシンからサクサクとカットされて出て来た材を使うのが一般的です。

今回は そのラインに乗らないのですから、もちろん人間の五感と身体を使ってここまで到着するのです。

しかし、現代はとにかく慌ただしく、やること盛りだくさんで、「そんなことやってるヒマねぇーし。」と思ってしまう人がほとんどだと思います。

でもね、

こんなにモノが溢れた世の中で絶対にお金では手に入らないモノってなんでしょうか?

そう、自分で作ったモノなんですよ。

私は今、この世の中が抱えているうすらボンヤリとした悩みって、「買うでなくて作るという発想がなくなってしまった」ことだと思っています。

「愛着」という素晴らしい幸福感を無くしたからなんではないかな?

「執着」ではなく 「愛着」ですよー^^

モノの価値は、「愛着」があるかないか、です。 金額でも雑誌や芸能人の誰かが使っているからといったもので決まるのではない。

 

では、モノに「愛着」がわくためにどうすればよいか?

それは、何でも良いから、手、身体を使って作ってみること。

そのあなたの手にしているものは、突然表れたのではなくて、誰かがどこかで作ったものでしょう?

それを自分で作ったらどうやって作って、どういう気持ちになるか?って問いかけてみること。

それが、感性や愛情を育みますよ。

子育てもペットも同じですよね。

20170114_143439

住宅も同じこと。

自分の山を持っている人は多くはないと思いますが、自分の家の素材がどこで、だれの手によって作られたものなのか?を考えてみてはいかがでしょうか。

そうすることで、愛着がわき、片付けられない部屋も片付けられるようになるかもしれませんよ。面倒くさいお掃除も少しは楽しくできるかも。

そう、愛の力は偉大ですから^^

だって、お母さんの作ったお弁当。美味しいですよね?

はて?ウチの息子たちはどう思っているのだろう(笑)

| | コメント (0)

2016/12/17

女性が輝く空間を作っています!

Img_7286

冬の柔らかな青い空は、なぜか子供の頃に思い描いていた空の色。

理想的な空の色なのでしょうか。

さて、先日は半日かけて都内のショールームにて打ち合わせでした。

エステサロン ocean のリノベーションプロジェクトです。

写真は今年の春に設計契約を結んだ時、オーナーの比留川さんと一緒に。

丁度昨年の今頃、「きぃちゃん家」の和室の写真をFacebookに上げたところ、「すてきですね!」とコメントをいただきました。その際「この空間は、アマテラスオオミカミが天岩戸に隠れている際にアメノウズメが踊っているような空間をイメージして作りました!」とお返事しました。

Img_4526

このやりとりがきっかけとなってオーナーの中にあったスイッチがON! になったそうです。

実は、アメノウズメについてはきぃちゃんにはお話しておりません。私の中だけにある共感覚でのコンセプトとにとどめておいたのです。しかし、オセアンのオーナーとはとある講座の集まりで知り合い、その会合の際に「古事記」や「縄文文化」の話などでかなり盛り上がったのを思い出したので、お話してもわかってくださるかしら、と思いお話しました。

Img_7287

あれから約1年、彼女の経験してきたことや、現在のサロンの様子、そして未来の構想をうかがったり、実際に施術を受けたりしながら、じっくりとカタチを作り上げてきました。 

お食事をしたり、本を共有したり、そして彼女の作り上げてきたサービスを 受ける。サロンの設計はお客様の動線、さらにはその際に発生する感情の動きも大切になります。

こうしてソフト面を共有し、1年間をかけて仕上げてきました。仕事、子育てなど、がんばってきた女性のお力になれることがとても嬉しいので、「天岩戸のお話で」信頼してくださって、ご依頼いただき本当に有り難いなあと。

見えないものを見える化する。思考を現実化させるために細部までもイメージすることが大切です。イメージできないものは、カタチとして生まれないからです。

そのために、まず一番にやることは、「話すこと」でしょう。人に話すことで自分の思考の整理をします。話しをすると、たくさんの気づきが訪れます。それを、共有し、育てていく。私の場合、相手の仕草や表情、声のトーンを聞いていると、その人が持つ固有の振動数を音楽としてキャッチするために、対面での面談はとても大切な時間です。

設計の面白さはクライアントと二人三脚しながら成長していくこと。さらにはたくさんの可能性から最高のものを作り上げていく喜びを分かち合うところにあります。

oceanのオーナー 比留川さんの音楽は、シューベルトのアヴェ・マリアです。どのような空間になるか、お楽しみに。

| | コメント (0)

2016/12/14

みんなと違うところを見つけることが芸術なんだ

20161204_005451

12月3日名古屋のcafe miel.にて

「音楽と美術とワインの夕べ」を行いました。

20161204_005513

まずは、鷲見さんの演奏から。

「カール・ヘンツェ ノクターン変ホ長調」

鷲見さんの繊細な感性により興じられる11弦ギターの柔らかな音色がお店いっぱいに柔らかく響き渡ります。

20161204_005523

その後、ゴシック、ルネサンス、バロック、ロココまでの芸術の流れをお話しました。

といいましても、芸術そのものに「定義」というものはない、と考えております。しかし、何でもアリ、というわけではないのですね。

では、何を大切にしているかと言いますと

「本物に触れ、感動すること」

だと伝えています。本物とニセモノの区別は、少しの知識と経験値で見分けられるようになります。そして、最終的には「品」があるかないか?で見分けます 。

人に例えるとわかりやすいですね。「品」のある人は知性と経験が豊かです。そして、それは「感性」で養われる。だから、芸術に触れている人はどこか深い魅力を兼ね備えた人が多いでしょう?

20161204_005438

芸術の中では○×ではなく「個性」を尊重します。だから私の主催するイベントでは「個性」を尊重する人たちばかりが集まってきます。皆で違うところを、面白がるのです。楽しそうでしょう?

20161204_005505

でも、違うって、恐怖を感じますよね。
「これでいいの?」とか「私って変?」とか。
そこで、知識が必要になるのです。
 

様式美(芸術の歴史)を知ると、今ある常識は未来の非常識である、というのがよくわかります。表面上のすべてのものは絶えず変化しています。しかし、その中で変わらないものがあるのだ、ということが見えてきます。それが本質。そう、本物です。「芸術は感性で見るものだから知識はいらない」という考え方もありますが、私は違うと思っています。知識はたくさんはいりませんが、必要なもの。それは自信を与えてくれるからです。

この日も

「今までは芸術とは無縁の生活だったけど、心がとても満たされました」や

「つまらなかったらサッサと帰ろうと思っていたのですが、最後まで聞きたくなるくらい良いお話でした」 

など、終了後にわざわざ私くしのところまで来て伝えてくださる方がいらっしゃいました。

現代社会では何かと「他人の目」ばかりを気にして生きています。しかし、本当にそれでは「人」としてこの地球に生まれてきた役割は果たせません。はたまた、「自分探し」と称してどこかに出かけても、「個性のある自分」の扱い方を知らないと、失敗してしまいます。「これでいいのだろうか?」と、どうどう巡りなのです。確かでない(金儲け主義の)占いやスピリチャル、もしくは自己啓発系の餌食となってしまっている方も多くいらっしゃいます。

 

私くしは、「芸術に触れる」ことが「新しい自分を発見すること」につながると信じています。

20161204_005419

次回は桜の咲く頃を予定しています。

みなさまと多くの感動を共有できますことを楽しみにしております。

 

と、また、ここで、新しい告知を!

来年春から、この芸術で自己発見していく講座を湘南のある場所で始めます^^

年明けにリリースいたしますので、お楽しみに!

20161204_005531

この王冠、似合いますでしょう?

この日は偶然にも誕生日でした。打ち上げをしたお店、姉妹店のtorentottoでもお祝いをしていただきました。満席だった他のお客さまも皆、ハッピーバースデーの歌をうたってくださいました。満面の笑みです^^;

思い出深い、キックオフとなり感無量です。

本当に、みなさま、ありがとうございました。

では、春に!

| | コメント (0)

«人は本質的な美しさに惹かれるのです。